<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(交通事故)

無料ブログはココログ

« 【書籍】 判例からみた労働能力喪失率の認定 | トップページ | 【解決実績】 不幸にも、交通事故の被害にあってしまった方は、遠慮なく、ご相談ください! »

2017年10月14日 (土)

【遷延性意識障害】 32歳男子1級1号遷延性意識障害の介護費用を母親67歳まで日額1万3000円、以降余命分職業介護人の日額2万3000円で認定した 神戸地判平成29年3月30日

 自保ジャーナルNo1999号で紹介された神戸地裁平成29年3月30日判決です。

 Kimg9641
 自動二輪車を運転中、右折被告Y乗用車に衝突され、1級1号遷延性意識障害を残す32歳男子原告Xの介護費用につき、

 父親V、母親Zと、職業介護人、医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、ヘルパーらは、「チームX」と名付けたチームを組み、平成25年5月8日以降、介護用居宅において、在宅介護に移行したXの介護を行っている。

 VとZは、Zが67歳に達するまでは、Zによる介護を中心に、介護の一部を職業介護人に依頼することとしたとし、

 Xについては24時間態勢の介護が必要であり、在宅介護を開始してからZが67歳になるまでの6年間の在宅介護については、Zが中心となった介護が期待できるが、Z及びVの年齢や介護の負担を考えると、職業介護人による介護も相当程度必要であると認められる。

 そして、上記期間の介護費用について、現在、職業介護人一人につき1時間当たり2106円を要し、職業介護人の費用以外の自己負担額は公的なサービスを利用して月額4万円弱であるとみとめられるところ、介護用居宅が新築されたこと、24時間態勢の介護を要することなども踏まえて、上記期間の介護費は、1日当たり1万3000円として、年額474万5000円と認める他、

 Zが67歳になって以降Xの平均余命までの40年間については、Zが中心の介護期間においても職業付添人による介護が相当程度必要とされていることなどからすると、Zが67歳に達した後は、介護の大部分を職業介護人に頼らざるを得なくなると予想されるとして、

 上記期間の職業介護人を中心とする介護期間について、介護費は、1日当たり2万30000円として、年額839万5000円と認めると、母親Zが67歳までの6年間は日額1万3000円、以降は職業介護人による日額2万3000円で将来介護費用を認定しました。

 ⇒比較的オーソドックスな判断です。

Kimg9638

                (備中・鬼ノ城)

« 【書籍】 判例からみた労働能力喪失率の認定 | トップページ | 【解決実績】 不幸にも、交通事故の被害にあってしまった方は、遠慮なく、ご相談ください! »

【遷延性意識障害】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 【書籍】 判例からみた労働能力喪失率の認定 | トップページ | 【解決実績】 不幸にも、交通事故の被害にあってしまった方は、遠慮なく、ご相談ください! »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近の記事