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書籍紹介(交通事故)

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2017年6月21日 (水)

【自賠法】 横断歩道を歩行中のXの2級高次脳機能障害等の受傷は、Y車両の運行によって負傷したと認定しました 東京高裁平成28年11月17日判決

 自保ジャーナルNo1990号で紹介された東京高裁平成28年11月17日付判決です。

 変形交差点の横断歩道を横断歩行中、Y乗用車に衝突され、脳挫傷、頭蓋骨骨折、急性硬膜下血腫等の傷害を負い、高次脳機能障害、身体性機能障害から自賠責2級1号後遺障害を残したとする68歳女子Xの事案です。

 第1審は運行起因性を否定しましたが、高裁は運行起因性を肯定しました。

 Kimg6981
 高裁は以下のように述べます。

 Y車両との衝突を否定するY本人の供述内容自体が不自然であるうえ、証拠上認められる複数の事実と整合せず、その信用性は低いこと、

 本件事故当時、Xには認知症や心臓疾患等はなく、本件交差点の中でしばらく直立した上、Y車両との接触もなしに本件交差点の中で突然後頭部から倒れるというのは想定しにくいこと、

 Xらの主張する本件事故の態様は、払拭痕等と整合する上、事故態様としても起こり得るものであること、

 本件事故後、付近の者によって乗用車と歩行者の事故として119番通報され、駆けつけてきた救急隊員もこれを前提に行動し、Xが緊急搬送されたB病院でも、Xが車両と衝突したものと理解されており、本件事故後119番通報した者等において、Y車両とXの事故と認識するような状況にあったと推認される

 等から、XはY車両の運行によって負傷したと認定しました。

 Kimg6970

 第1審請求棄却が、第2審では1億円程支払えということになりました。

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