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2017年5月30日 (火)

【むち打ち損傷】 約2年10ヶ月前の事故での14級症状は消失していたとして自動二輪車運転停止中の本件追突により、14級後遺障害を認定し、40%の素因減額を適用した 神戸地裁平成28年10月12日判決

 自保ジャーナルNo1989号で紹介された神戸地裁平成28年10月12日判決です。

 後遺障害につき、前回事故による原告の後遺障害の症状と本件事故による原告の症状は同一部位(腰部)・内容(痛み)であるが、前回事故による原告の後遺障害の症状は、局部の神経症状に過ぎないところ、その症状固定日から本件事故日まで2年以上が経過しており、

 また、原告は、本件事故直前、前回事故による後遺障害の症状で治療を受けた形跡はないから、原告の症状が本件事故前から存在していたということはできないとし、

 原告の症状経過・治療経過、D医師の後遺障害診断に照らすと、原告には本件事故による腰痛、右下肢痛、右足部のしびれという後遺障害の症状が残存し、これらは後遺障害等級14級9号の局部に神経症状を残すものに相当すると認めるのが相当であると、14級後遺障害を認定した。

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 素因減額につき、原告の腰痛等の症状は、既往障害である腰椎椎間板ヘルニアと本件事故による腰部捻挫とが競合して発症したことが認められるところ、

 これまで認定の原告の腰椎椎間板ヘルニアの内容・程度、本件事故前後の原告の症状の有無、本件事故の程度、原告の症状経過・治療経過、後遺障害の内容・程度に照らすと、原告の腰部捻挫及び腰痛等の症状に対する既往障害である腰椎椎間板ヘルニアの寄与は、40%を認めるのが相当であり、原告について、40%の素因減額を認めるのが相当であると、40%の素因減額を認定しました。

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