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2017年1月30日 (月)

【むち打ち損傷】 自賠責14級9号で、逸失利益を67歳まで認定した裁判例 福岡地裁小倉支部平成27年12月16日判決

 自保ジャーナルNo1981号で紹介された福岡地裁小倉支部平成27年12月16日判決です。

 29歳男子会社員の原告は、自働二輪車を運転して直進中、転回してきた被告乗用車に衝突され、自賠責14級9号後遺障害を残した事案につき、

 原告の負った後遺障害が自賠責別表第2第14級9号に該当する程度のものであることからすると、労働能力喪失率は5%となるとし、

 本件事故により、原告の第7頸椎棘突起の骨折が生じたところ、骨折が完全には癒合せず、偽関節が生じ、このため、頸部痛等の症状が残存しているものと認められる

 そして、原告の治療にあたった医師が、項部周辺の痛み、特に隆椎の圧痛、左上肢の知覚低下などの症状は今後も持続すると考えられると述べていることからすると、67歳までの37年間にわたって労働能力を喪失すると、37年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認定しました。

 頸部の14級9号といえば、反射的に、労働能力喪失期間が5年程度ということになります。

 ところが、裁判所は、原告の主張どおり、37年間を認めました。

 結論的には珍しい裁判例と思われますが、痛みを医学的に証明できるとして12級の主張がなされていないのはなぜでしょうかね。

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なお、この裁判例は、10日間の積立休暇を、有給休暇と同様の財産的価値あるものと認めております。

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コメント

12級に達しなかったのは偽関節部分が神経根を圧迫していなかったからです

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