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2016年12月24日 (土)

【素因減額】 過去のPTSDで、20%の素因減額

 交通事故民事裁判例集第48巻第6号が送られてきました。

 京都地裁平成27年11月4日判決です。

 追突事故を受け、左上肢の可動域制限・知覚低下・麻痺・知覚過敏、冷汗・発汗異常、左手指第4・5指の冷感等の自覚症状について、

 左上肢反射性交感神経性ジストロフィー(左上肢CRPS)の診断を受けた反訴原告(女・事故時44歳・症状固定時49歳・歯科助手としてパートタイム勤務)の傷害につき、

 後遺障害認定基準(関節拘縮・骨萎縮・皮膚変化)においてRSDとして取り扱われている病態と異なるが、あるいは、それに至らないものと解されると認めた上で、

 反訴原告の症状が事故当時の衝撃と不釣り合いに強度で、長期間継続する原因は明らかではないが、

 ① 症状固定時期としては、医師としての判断は尊重されるべきであり、その診断日までの治療については本件事故との因果関係があると認める一方、

 ② 反訴原告が、以前にPTSDによる入院治療歴があり、その症状についても精神科のフォローを必要としていたことなどを勘案すると、症状の遷延化には、反訴原告の心因的要素(脆弱性)が影響しているとして、長期化した症状固定までの損害については、民法722条2項を類推適用して、20%の素因(心因的素因)減額を認めました。

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