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2016年10月14日 (金)

【物損】 初度登録10年経過の霊柩車の時価額を195万円と認定した 名古屋地裁平成28年2月17日判決 No2

 昨日の続きです。

 車両損害につき、

 霊柩車については、特殊事情があるとはいえ、一般の乗用車をベースに改造したものであり、しかも、原告車両は洋型霊柩車であり、その架装のうち、改造費用の増加に影響を及ぼしているのは、車台の延長や車高のかさ上げなど、ほとんどが、車両そのものに骨格に加えられた車両本体と一体になった改造というべきであって、宮型霊柩車のような特殊な装飾に架装費用を要しているわけではない。

 そうすると、原告車両の時価額についても、基本的には市場で流通するベース車両と同様の程度でその価値が下落していくが、ベース車については市場ではほとんどその評価がつかないような経過年数となった場合でも、中古のベース車を取得して新たに架装を施すために要する費用との兼ね合いで、その市場価格の下落が下げ止まると考えるのが相当である。

 そこで、原告車両の時価を算定するに当たっては、レッドブックの市場価格を参考にベース車両の減価率を算定し、それを踏まえて、原告車両の取得価格を減価するのが相当と解される

 レッドブック上の新車価格には消費税が含まれていないと考えられるから、この分の消費税は加算し、本件新車の改造価格には消費税が含まれているから、この部分の消費税を加算しないこととして、原告車両の新車価格は、消費税も含んだ評価額として779万7500円程度であったと認められる他、

 レッドブックの価格を前提にした原告車両のベース車両の減価率は新車価格350万円が事故当時の小売り価格101万円となっていることから約71%である

 そうすると、本件事故時の原告車両の価格は、226万1275円と認められる

 ここに走行距離による31万円の減価を考慮すると、195万1275円となると認定しました。

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