2024年(令和6年)も、あっという間に過ぎてしまいました。
2024年(令和6年)も、あっという間に過ぎてしまいましたね。
2024年を振り返りたいと思います。
まず、弁護士業務(個人分野)では、交通事故の依頼が減少し、他方で、離婚や扶養等の家事事件の依頼が増加したように感じます。
交通事故が減少した一因としては、物損交通事故は今治簡裁に係属することが多いのですが、今治簡裁の民事訴訟は毎週水曜日に限定されているため、毎週水曜日に定例の会議が入っている田舎弁護士は依頼を受けにくいという環境にあります。他方、むち打ち損傷を中心とする後遺障害認定手続については、相変わらず一定数あります。来年は、WEB会議を活用して、1件位は簡裁民事訴訟が受けられるようスケジュールを調整したいと考えております。
また、離婚や扶養等の家事事件については、男女共に依頼数が多くなっております。
いずれにせよ、5年位前と比較するのであれば、弁護士業務(個人分野)については、3分の1程度くらいにまで減少しているのではないかと思います。相手方の代理人がほとんど市外県外なので、今治の他の弁護士へ依頼というよりは、ネット経由で東京や松山等の弁護士に依頼されている方が増えているように感じております。
今治で発生した法的なトラブルは、今治の弁護士にて解決できるよう、今治支部所属の各弁護士が市民から信頼される弁護士であらねばならぬと強く感じております。
(八王子城跡・曳き橋)
次に、弁護士業務(企業法務等)では、年々顧問先数も増えて、日々の相談業務が大幅に増えているように感じます。また、法的紛争にまで発展するケースも増えており、それに対応させていただくことも増えているように感じております。会社法、労働基準法、売掛金回収等が中心的な相談です。
(堀切)
最後に、役員としての業務です。株式会社フジ、株式会社田窪工業所、株式会社アリスタ木曽、国立大学法人愛媛大学の役員に就任しております。その中で、株式会社フジは、春に本社機能を広島に移転したことに伴い、広島での会議が増えて、広島出張が増えました。
肌感覚としては、役員としての業務が、全ての仕事の半分以上を占めているように感じます。また、最も勉強しなければならない分野の仕事でもあります。
15年位前は、仕事の相当数が交通事故の損保会社からの依頼でした。現在は、0件です。
10年位前は、仕事の大半が過払い金の依頼でした。現在は、0件です。
5年位前は、仕事の相当数が交通事故の被害者案件の依頼でした。現在は、かなり減少しております。
今は、顧問先への日々の相談業務と役員としての業務が、全体の7~8割を占めるのではないでしょうか。
顧問先様からの顧問料と役員としての報酬で事務所経営が成り立っており、ある意味では安定はしているともいえるかもしれません。
来年も、地域の新たな顧問先様を得て、良質なリーガルサービスを地域の皆様に提供していきたいと考えております。
皆様には、今年も大変お世話になりました。
良いお歳をお迎え下さい。
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