【流通】 セブン&アイの買収提案!?
NHKの報道によれば、カナダのコンビニ大手から7兆円規模の買収提案を受けたことに伴い、社外取締役からなる特別委員会で議論を行うことにされたようです。
今後は、買収提案を上回る企業価値を実現できるかどうかが問われることになります。
セブン&アイですが、決して小さな会社ではありません。
MINKABUの売上高ランキングによれば、国内第12位 11兆円強の会社です。
このようなとても大きな規模の会社が買収提案を受けたわけです。
これに対して、昨日のNHKによれば、セブン&アイは、24日、投資家向けの説明会において、経営資源を主力のコンビニ事業に集中させ、2030年度にグループ全体の売上を現在の1.7倍にあたる30兆円以上に拡大させる目標を明らかにしました。
セブン&アイの売上の過半がコンビニ事業からのものですが、さらにコンビニ事業をグローバルに展開できるようグループの構造改革が行われるようです。
なお、再度の買収提案意向、セブン&アイ株は、一時2492円50銭と上場来の高値を更新しております。現在は、約2266円ですが、買収提案は1株2800円弱ですから、買収提案の方が現在の株価を上回っています。
(金沢・玉泉邸)
買収提案されたACT社(カナダ)ですが、世界各国で1万6700店舗をかかえ、米国では第2位の会社のようです。
いずれにせよ、特別委員会の意見を待ってみたいと思います。
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