ここ数年、新人弁護士さんの、地方の法律事務所での登録は、10年前と比べると激減したように思います。一番の原因は、司法試験の人気低迷と司法試験合格者の減少です。
元から、田舎弁護士のころも、弁護士さんは大都会に集中し、地方の法律事務所に就職する人は珍しかったように思います。
田舎弁護士も誤解していましたが、都会の方が、事件もたくさんあって、豊富な経験ができると錯覚してしまうのです。
ところが、地方の弁護士さんの方が、特定の分野を深めるということは努力が必要ですが、幅広く業務を取り扱えるといえば、地方の弁護士さんの方だと思います。
離婚、離縁、縁組無効・取消、遺産分割、交通事故、債権回収、債務整理等オーソドックスな業務は、当然扱います。
そして、交通事故といっても、後遺障害認定がされ賠償額計算書が出されたような場合だけではなくて、田舎弁護士の事務所は、被害者請求手続(異議申立を含む)により、事故との因果関係や後遺障害の獲得等を得るために、毎週数件の交通事故事案の依頼を受けております。主治医への医療照会や専門医への医学鑑定、交通事故状況把握のための鑑定業者への依頼等も積極的に行っております。
会社関係訴訟、建築トラブル事案、医療過誤事案、刑事事件、少年保護事件、後見人・後見監督人・保佐人、破産管財人、個人再生委員、民事再生の監督委員、人身保護請求、民事保全、民事執行、住民訴訟、国家賠償請求等も対応しております。
その他、内部通報制度の外部窓口、社外役員、公共団体の行政委員、個人情報保護法やパワハラ、交通事故のセミナーも担当しております。
田舎弁護士が関与した裁判例は、判例時報、判例タイムズ、交通事故民事裁判例集、自保ジャーナルでも紹介されています。
各種団体も、愛媛県経済同友会(幹事)、愛媛県異業種交流研究会(前人材開発委員会委員長)、四国生産性本部企業会計研究会(幹事)等も引き受けております。
むしろ、幅広く仕事をして、スキルを上げたのであれば、地方の方が経験できると思います💛
また、田舎弁護士の事務所では、無料法律相談や休日・夜間法律相談は制度として実施しておりません。従って、1日中、法律相談への対応ということもありません。
書籍も、判例時報、判例タイムズ当然として、銀行法務21、金融法務事情、月刊監査役、自保ジャーナル、交通事故民事裁判例集、家庭と法等を定期購読しております。
そして、弁護士法人にしておりますので、社会保険は完備です。退職金共済やあんしん財団にも加入しております。弁護士賠償保険も保険金額としては最大限のものに入っております。事務所は、防犯タイプの事務所で、また、セコムと契約しております。安心、安全に仕事ができます。
というわけで、新人弁護士さん いらっしゃい💛
クチコミでなくネット募集の場合には、ニューウェーブみたいに金額を明示しないと、あえて申し込もうという気分になりにくいかもしれませんね、イマドキ
投稿: ろぼっと軽ジK | 2020年2月 5日 (水) 22:56