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2019年6月16日 (日)

 昔は、「弁護士」というと、すごい! という反応でしたが、今は、「生活大変ですね」という反応に変わりました。

 田舎弁護士のころの司法試験は、「現在の科挙」と言われ、現役合格者はいても数名程度、東大や京大の学生でも、猛勉強の末、数回受けて合格していたというとても狭き門でした。

 受験生の数でも、3万人とか4万人とか受けていたのではないかな。

 合格者が長年500人前後に固定されていたことから、合格して、弁護士になっても、真面目に仕事をしていれば、生活に困るようなことはなかったように思います。

 ところが、現在では、法科大学院や司法試験の受験生の数は年々減少し、他方で、司法試験合格者は1500人と高止まりしていること、また、弁護士希望者の多くが都会を希望することから、都会でも、かなり激しい競争になっていると窺っております。

 また、地方でも、都会の法律事務所の支店が設立され、地方の弁護士も、自由競争に巻き込まれつつあります。

 マスコミも、弁護士については不祥事や弁護士自身の貧困を報道することが増えており、世間からはあまりよい印象をもたれなくなりつつあります。

 そのため、田舎弁護士の母校も、法学部人気の低迷を受けて、かなり偏差値が下がってしまいました。

 先日も、東京の行きつけの小料理屋で、そこで知り合った方から、「生活大変ですか」と率直な質問をされました。

 さすがに、「生活大変です」というわけにもいかず(いえば、ごちそうしてくれたのかな)、若手の方がしんどいみたいですよとお茶を濁したような回答をしておきました。

 

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(中大駿河台記念館)
 田舎弁護士は、平成7年に、中央大学駿河台記念館にあった「駿河台法職研究室」に入室し、1年間猛勉強の末に、平成8年に司法試験に合格しました。まさに、田舎弁護士の青春の塔と言ってもよい建物です。
 
 あのころは、司法試験に合格すれば、バラ色✨ の人生が待っていると思わせるような風潮がありました(若い者はいつも将来を甘く考えるものです。)。
 しかし、今の、法学部生や法科大学院生から話をきくと、そうでもない感じです。また、法律事務所ではなくて、企業内弁護士を希望される方も増えているようです。
 その意味で、司法試験合格に対する思いが今と昔では大きく様変わりしております。 
 幸いなことに、田舎弁護士は、弁護士が非常に少ない時代に、弁護士が少ない支部にて開業したことから、先行者利益を得ているところがあります。さりとて、ベテランの先生からお話をうかがうと、わ号事件(地裁民事事件)が2件しかないと言われていたので、先行しているからといって、売り上げが維持できるような状況でもありません。
 
 お客様や顧問先、そして、裁判所から信頼される弁護士であること、また、相手方弁護士からも信頼される弁護士であることが、弁護士として生き残っていくために必要ではないかと思います。
 田舎弁護士の場合、相談の予約が2週間、3週間先になること、また、相談にこられても事件としてのご依頼をお断りさせていただくことも少なからざるあります。
 弁護士1名事務所であることから、出張がかさむと、相談が入りにくくなります。無理して、土日曜日や夜間に入れると、現在依頼を受けている事案への影響が大きくなります。また、ご相談にこられても、事案の性質や相談者のコスト負担から、お引き受けをお断りさせていただくことも少なくありません。
 こうしてみると、田舎弁護士って、昔タイプの弁護士なんだなと思います。
 そのうち、田舎弁護士も淘汰されて、「生活大変です」と言っているかもしれません。
 そういうわけで、新進気鋭の若い弁護士さんにおいでいただけると幸いです。😃
 

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