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2019年3月 4日 (月)

【行政】 町による地元出身衆議院議員の大臣就任祝賀式典の挙行及びこれに伴う公金の支出が違法でないとされた事例 最高裁平成元年7月4日判決

 判タNo734で紹介された最高裁平成元年7月4日判決です。

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                  (松下村塾)

 町が地元出身衆議院議員の大臣就任を祝うため提灯行列及び立食パーティ等を内容とする2日間の祝賀式典を挙行し、そのために約326万円の公金を支出した場合において、

 右議員は長年にわたり町の発展のために尽力してきたものであることから、各種団体の多数の代表の提案に基づき右式典が計画されたものであり、これに関する予算案は議会の圧倒的多数で可決されており、

 また、右式典には多数の町民が参加した等原判示の事実関係の下においては、

 右祝賀式典の挙行及びこれに伴う公金の支出は、社交儀礼の範囲を逸脱しているとまでは断定することができず、違法とはいえないと判断しております。

 なお、本判決には、伊藤正己裁判官の反対意見があります。

 伊藤裁判官は、

 ①本件祝賀式典の内容は全体として行き過ぎたものであり、この種の式典を挙行する場合に要請される配慮と抑制を欠くものである、

 ②本件支出は、一政治家の大臣就任を祝う式典に対する支出としては課題である、

 ③多数の式典参加者にすべて公費で飲食費をまかなうことは著しく妥当でないとし、したがって、本件支出は、全体として、社会儀礼の範囲を逸脱したものとして違法と言わざるを得ないと意見しております。

                   ↑

 これに対して、原判決も、本件祝賀式典について、その費用が金額的にも町予算総額に占める割合でも決して少額とはいえず、内容の点においても配慮に欠ける点がないではないとは指摘しているものの、社会儀礼の範囲を逸脱しているとまでは断定できないと判断し、最高裁の多数意見もこれを是認することができると判断しております。

 

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