【倒産】 民事再生と否認 最高裁平成29年11月16日判決
金融法務事情No2084号の判決速報で紹介された最高裁平成29年11月16日付判決です。
判決要旨は、再生債務者が無償行為もしくはこれと同視すべき有償行為の時に債務超過であることまたはその無償行為等により債務超過となることは、民事再生法127条3項に基づく否認権行使の要件ではないというものです。
(ニコライ堂)
学説上は、必要説と不要説とがあり、不要説が通説的だったようです。
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