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2018年2月15日 (木)

【法律その他】 グーグル検索結果削除請求事件 最高裁決定

 判例時報No2353号で紹介された最高裁平成29年1月31日決定です。

 事案は、過去に犯した児童買春の罪の逮捕歴を表示した記事に関し、検索結果の削除が請求された事案です。

 Kimg0689

 この問題は、個人のプライバシー権と、グーグル社の表見の自由との調整となります。

 ということは、比較考慮論で解決することにつながりそうです。

Kimg0709
 最高裁は、URL等情報の提供が違法となるか否かは、

 当該事実の性質及び内容、当該URL等情報が提供されることによつてその者のプライバシーに属する事実が伝達される範囲とその者が被る具体的被害の程度、その者の社会的地位や影響力、上記記事等の目的や意義、上記記事等が掲載された時の社会的状況とその後の変化、上記記事等において当該事実を記載する必要性など、

 当該事実を公表されない法的利益と当該URL等情報を検索結果として提供する理由に関する諸事情を比較衡量して判断すべきもので、

 その結果、当該事実を公表されない法的利益が優越することが明らかな場合には、検索事業者に対し、当該URL等情報を検索結果から削除することを求めることができる

                      ↓

 本件事実は、他人にみだりに知られたくない削除請求者のプライバシーに属する事実であるものの、

 ①児童買春が児童に対する性的搾取及び性的虐待と位置づけられており、社会的に強い非難の対象とされ、罰則をもって禁止されていることに照らし、今なお公共の利害に関する事項であること、

 ②本件検索結果は削除請求者の居住する県の名称及び削除請求者の氏名を条件とした場合の検索結果の一部であることなどからすれば、本件事実は伝達される範囲はある程度限られたものであると判断されました。

 最終的には、本決定は、削除請求者が妻子と共に生活し、罰金刑に処せられた後は一定期間犯罪を犯すことなく民間企業で稼働していることがうかがわれることなの事情を考慮しても、

 本件事実を公表されない法的利益が優越することが明らかであるとはいえないとの判断をしました。

 Kimg0684
                 (伊豆・山中城)

 比較衡量論ですか。。。。憲法ではよく使う判断基準ですよね。

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