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2018年1月 8日 (月)

【医療事故】 医療事故事案における弁護士実務 N03

 今日は、訴訟についてです。

 第1に、訴状請求原因の書き方です。①事案の概要、②当事者、③診療経過、④死亡の機序と原因、⑤注意義務違反と因果関係、⑥損害、⑦結語です。

 第2に、計画審理です。①第1回口頭弁論期日、②争点と証拠の整理手続(弁論準備期日)(※争点と書証の整理、※立証計画方針と証拠調決定、※和解勧試)、③第2回口頭弁論期日(集中証拠調べ)(※準備手続における争点整理の結果の陳述)、④準備手続、⑤第3回口頭弁論期日(カンファレンス鑑定)、⑥第4回口頭弁論期日(弁論終結)、⑦第5回期日(判決言い渡し)です。

 第3に、争点整理です。(1)争点整理の内容(①事実たる診療経過に関する争点と診療経過一覧表等の作成、②医学的知見に関する争点と専門語一覧表、証拠説明書の作成、③責任要件に関する法律的争点と争点整理表の作成)、(2)争点整理のポイント(①診療経過の主張については、診療記録上の記載の根拠を明示する、②医学的知見は医学文献上の根拠を明示する、③あてはめ的意見については、私的鑑定意見等の提出が可能な場合には、争点整理段階までに提出の是非を検討する)です。

 第4に、専門委員制度の利用です。

 第5に、証拠の整理です。(1)書証(①証拠のABC分類と証拠説明書、②争点別証拠説明書の活用)、(2)人証申請(①担当医師、担当看護師、②前医、後医、③私的鑑定人、④原告本人)があげられます。

 第6に、集中証拠調べです。

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 第7に、被告側医師の尋問です。(1)事前準備(①診療記録の分析、②文献検索と分析、③尋問メモの作成、④提示書証の工夫)、(2)尋問手法です。

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第8に、鑑定です。①鑑定依存型心証形成からの脱却、②鑑定人調達方法、③問題点です。

 鑑定方法についても、(1)従来型鑑定、(2)アンケート方式(←多数決になるのでは?)、(3)複数鑑定(←千葉地裁を中心)、(4)カンファランス方式(東京地裁特有。討論型)の4通りあるようです。

 鑑定結果の評価基準として、(1)誠実性(読んでいない)、(2)論理性(質問と答えが符合していない、結論に理由が記載されていない)、(3)科学性の3視点で吟味していきます。

 第9に、和解か、判決かという点です。東京地裁医療集中部では、全和解の6割が証拠調前の和解です。原告は、①責任の明確化と謝罪、②再発防止誓約などの条項、被告は、③刑事責任・行政処分を求めないこと、④不公表条項を求めて、協議されることが少なくありません。裁判官によっては、和解勧告所見を入れる例もあるようです。

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 第10に、委任契約については段階があるということです。(1)法律相談と回答、(2)本格的調査と法的判断(←調査受任・数十万円の調査手数料)、(3)示談交渉、(4)民事訴訟の4段階です。

 ※最初の相談の時に、訴訟まで依頼を受けてしまう弁護士がいるとのことですが、調査受任を経ていた方がいいとのことです。

 日弁連のこのような研修サイトを無料で聞き放題というのはとてもありがたいことですねhappy01

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