励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

« 【消費者法】 債務整理を依頼された認定司法書士が、当該債務整理の対象となる債権に係る裁判外の和解について、司法書士法3条1項7号に規定する額を超えるものとして代理することができないとされる場合 | トップページ | 【労働・労災】 造船会社で稼働していた者の肺がんによる死亡について業務起因性が認められた事例 大阪高裁平成28年1月28日判決 »

2016年10月27日 (木)

【法律その他】 弁護士である弁護人が被告人の委託を受けて保管している同人の犯行状況とされるものを撮影録画したデジタルビデオカセットについて、刑訴法105条の「他人の秘密に関するもの」に当たらないとされた事例

 判例タイムズNo1428号で紹介された最高裁平成27年11月19日判決です。

 本件は、弁護人が、一部の被害者に隠し撮りの事実を告げ、画像消去と引き換えに示談金なしでの告訴取り下げを求めたと報道 されたことでも、注目を集めていた事案です。

 なお、第1審裁判所は、被告人を有罪と認定し、懲役11年に処するとともに、本件デジタルビデオカセットを犯罪供用物件として没収するとの判断を言い渡しました。

 ビデオについては、弁護人に対して、任意に提出することを拒んだために、裁判所によって、提出命令が発せられたものの、弁護人側は、他人の秘密に関するものとして、押収を拒絶し、裁判所は弁護人の主張を認めなかったことから、最高裁に抗告したという事案です。

 最高裁は、弁護士人の抗告を認めませんでした。

 世間からすれば、この弁護人の行為に対しては、強い非難が加えられるでしょう。

 他方で、被告人が、本件デジタルビデオカセットの所有権放棄、映像データの消去には応じる意向を示していないということで、仮に、弁護人が任意に提出したとすれば、今度は、被告人との信頼関係を失うでしょう。

 弁護人は、世の中の100%の人が憎む事案の場合でも、被疑者・被告人の権利を擁護する義務が課せられており、被疑者・被告人との信頼関係がなければ職務を果たすこともできず、非常に悩ましくなります。

 もっとも、田舎弁護士は、世の中の100%の人が憎むような事案は到底受けることができません。犯罪をしていれば、反省してもらいたいと思いますし、また、それが前提じゃないと受けられません。

 016

« 【消費者法】 債務整理を依頼された認定司法書士が、当該債務整理の対象となる債権に係る裁判外の和解について、司法書士法3条1項7号に規定する額を超えるものとして代理することができないとされる場合 | トップページ | 【労働・労災】 造船会社で稼働していた者の肺がんによる死亡について業務起因性が認められた事例 大阪高裁平成28年1月28日判決 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ