励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 愛媛経済同友会納涼会に参加しました。 | トップページ | 今年の司法試験の合格発表が本日ありました。 »

2016年9月 6日 (火)

【建築・不動産】 土地の売買契約において、売買契約書に記載された地番ではなく、現地での指示等に基づき売買の対象を特定したと解すべき特段の事情が存在するとされた事例

 判例時報No2298号で紹介された松山地裁平成27年12月7日判決です。

 松山地裁は、本件売買契約書には、売買の対象として甲153番1の土地及び甲154番1の土地の記載があるところ、本件売買の対象は、客観的に定めるところの前記両土地の範囲に限定されると解するのが自然であるものの、XとYは、前記に記載された地番ではなく、Y主張範囲の土地(前記両土地に加えて本件土地等も含まれる別紙図面2記載の土地)を売買の対象として特定したと解すべき特段の情が存在すると述べて、本件売買の対象はY主張範囲の土地であると認めました。

 いやいや、こんな相談がきたら、困りますね。形式的には地番で特定されると思い込んでしまいます。

 この点、Y側の代理人弁護士は特段の事情について、具体的な主張を行い、Y勝訴に導いております。全くの脱帽です。

  土地の売買において目的物たる土地が表示されているものの、その土地の範囲がどこまでかが争われた事案においては、最高裁昭和39年10月8日判決は、当事者が一筆の山林を表示して売買契約を締結した場合には、特段の事情がない限り、その一筆の山林を構成する地盤の全部を売買する意思であったと解するのが契約解釈の通則であると判示し、まあ、最高裁昭和61年2月27日判決も、契約締結当時の諸事情として具体的にどのような事情が考慮するのかを判示しております。

 契約の解釈という基本にかかわることですが、実務家は文言にひきづられがちなので勉強になる裁判例です。

 Kimg2773                (石川・珠洲)

☆交通事故の被害者のためのホームページです。

« 愛媛経済同友会納涼会に参加しました。 | トップページ | 今年の司法試験の合格発表が本日ありました。 »

2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ