励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

« 【交通事故】 90歳女子家事従事者の逸失利益 | トップページ | 【金融・企業法務】 グループ会社リスク管理の法務(第2版) »

2016年1月 5日 (火)

【金融・企業法務】 日本公認会計士協会からの回答 NO2

 引き続きの質問です。

 質問2

 レジュメP30の、内部統制の構成要素として、「IT全般統制」という要素が挙げられていますが、P31の例をみても、会計というよりも、技術的な要素の強いもののように思われます。IT全般統制が内部統制の評価に含まれた経緯についてご教示ください。

 回答

 財務報告の信頼性に関しましては、ITを度外視して考えることができない今日の企業環境を前提に、財務報告プロセスに重要な影響を及ぼすIT環境への対応及び財務報告プロセス自体に組み込まれたITの利用及び統制(IT全般統制)を適切に考慮し、財務報告の信頼性を担保するために必要な内部統制の基本的要素を整備することが企業に必要とされています。また、それらに対応する監査人の監査が求められています。

 したがって、対象となるITは、財務報告プロセスに組み込まれたものとなりますので、企業が利用するIT全てというわけではありませんが、当該領域における内部統制の評価が監査人の監査においても求められます。

 質問3

 レジュメP34のグループ監査についてもご教示ください。

 監査人は、構成単位を選択し、グループ財務諸表にかかる重要性基準等を決定すると記載されています。重要な構成単位と、重要な構成単位以外の構成単位を区別する意味をご教示ください。6.2の説明では、グループ財務諸表における影響の大小を図るための道具として利用していると理解しましたが、レジュメP34のB下欄の説明との関係がよくわかりません。

 回答

 連結財務諸表(グループ財務諸表)に対する監査を実施する際には、連結財務諸表に対する個別の財務的重要性や特定の性質又は状況による特別に検討を必要とするリスク等を勘案して、個別の構成単位(例えば、グループ財務諸表に含まれる各社)を「重要な構成単位」と「重要な構成単位以外の構成単位」等に分けます。

 「重要な構成単位」に対しては、同構成単位の重要性の基準値に基づく監査や特別に必要とするリスクに関連する1つまたは複数の特定の勘定残高、取引種類又は開示等の監査を実施することを通じて、高い保証水準が得られる手続を実施します。

 一方、「重要な構成単位以外の構成単位」に対しては、例えば特定の勘定残高、取引種類又は開示等についての監査を実施する等、「重要な構成単位」に対して実施する手続ほどの高い保証水準ではない手続を実施します。

 当該区分は、実施する手続の違いを示すものでもあり、また各構成単位の重要性の基準値を決定する際の違いを示すものでもあります。

 なかなか、法律学と違って、会計学は、田舎弁護士には理解が難しいようです。が、頑張りたいと思います。

  Kimg0504                    (台場)

 

« 【交通事故】 90歳女子家事従事者の逸失利益 | トップページ | 【金融・企業法務】 グループ会社リスク管理の法務(第2版) »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ