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2015年11月 5日 (木)

弁護士の仕事って、大変なんです 

 弁護士の仕事って、大変なんです。

 このことは、司法修習生や後輩の大学生と話すことがある毎にいつも言っています。

 第1に、紛争事案を取り扱うということは、対立当事者は激しく対立している中に、仲介者ではなく、一方当事者の「味方」として参加するわけですから、他方当事者からみれば、「敵」と認識されます。弁護士の仕事は、書面を送ったり、裁判所に行くだけが仕事ではなく、対立する他方当事者と接触して、交渉等を行うことになるわけですが、相手によっては、逆恨みを受ける可能性があります。

 現に、感情的になった他方当事者から、弁護士が嫌がらせを受けたり、或いは、エスカレートして殺害されるということもあります。

 第2に、お客様がご依頼いただいた案件の処理が結果的にうまくいかなかった場合には、今度は、お客様からクレームを受ける可能性もあります。杜撰な処理をしてクレームを受けるのであれば、当然ですが、誠意を尽くした処理をしてもなおクレームを受けるということはよく聞きます。但し、これについては、打ち合わせの際に、十分な説明を行うということにより、ほぼ対応が可能です。

 第3に、法令の制定、改正、裁判例、実務、経験則、知見等、弁護士が押さえておかなければならない知見は日々変化しているということです。これに対するフォローが大変な負担となります。

 第4に、20年前のように、弁護士としてまじめにしていれば、不自由なく生活できるという時代は過去のものになりました。経営者としてきちんと売上げをあげて、利益を出すということがなければ、昨今多発している預かり金を横領している弁護士被害を発生させることになります。きちんと売上げを挙げるためには、日々の企業努力が必要です。

 第5に、法律事務所は小さくてもスタッフを雇用しています。雇用主として、雇用について責任を持つ立場になります。また、長く継続して勤務してもらうための環境も整える必要があります。

 以上のことから、弁護士の責任は大変重たいものがあります。 

 弁護士の仕事って大変だということをわかった上で、弁護士にならないと、後悔先に立たずということにもなりかねません。

 弁護士の仕事は大変ですが、きちんと仕事をした結果、お客様が満足できる結果になり、お客様から感謝の言葉をいただいた時は、大変な仕事ほどその喜びは大きいものがあります。

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