励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 【倒産】 民事再生と消滅時効の延長!? | トップページ | 今治市建築審査会委員を拝命しました »

2015年10月26日 (月)

【弁護過誤】 不動産の競売手続申立の依頼を受けたのに、自己入札まで受けたことにされるの!?

 判例タイムズNo1415号で紹介された東京地裁平成25年4月22日判決です。

 弁護士Yが、X(外国人)から、元金1億円の被担保債権について抵当権を有する別紙物件目録1~36記載の土地建物を目的とする不動産競売申立事件の処理を、着手金105万円で受任をしました。

 不動産競売申立てを行ったところ、裁判所が目録1~5、36(不動産1),と目録6~35の不動産(不動産2)の2個の売却単位に分けられて売却されることになりました。

 Xは、不動産2個の買受けの申し出保証として、保証金の合計額をまとめて金融機関に振り込んだために、不動産1については競落して、不動産2については一旦取り下げして、再度申立を行い、不動産2についても競落しました。

 Xは、Yに対して、不動産の入札手続に係る事務まで依頼をしたと主張し、そうでなくても、入札手続について説明すべき信義則上の義務を負っていたと主張して、約290万円弱の損害を弁護士Yに対して請求したという事案です。

 裁判所は、Xの主張は認めませんでした。

 しかしながら、このような訴訟の被告となっていまった弁護士Yの負担も決して小さくないと思います。

 「近年、弁護士人口が増加するに伴い、弁護士の債務不履行や付随義務違反などを主張して紛争に至る事例は増加するものと予想されるところであり、本判決は、契約書の内容のみならず、法律相談におけるやりとりや委任事務に係るその後の経過をも踏まえて弁護士業務における委任契約の範囲、信義則上の付随義務違反の有無を判断した事例として実務上の参考になると思われる」とコメントされています。

 難しい問題ですが、外国人など特にコミニケーションに問題が生じうるようなケースの場合には、特に慎重に対応すべきでしょう。

« 【倒産】 民事再生と消滅時効の延長!? | トップページ | 今治市建築審査会委員を拝命しました »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ