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2014年10月 7日 (火)

【法律その他】 大飯原発には自信で原子炉の冷却機能が失われ放射性物質が漏洩する具体的な危険があるとして、住民らの求めた同原発の原子炉の運転差止めが認められた事例 大飯原発運転差止訴訟第一審判決 No1

 判例時報の2228号で紹介された福井地裁平成26年5月21日判決です。

 まずは、原発に求められるべき安全性、立証責任について、裁判所は以下のとおりの説明をしています。

 「原子炉発電所の差止訴訟において、事故等によって原告らが被ばくする又は被ばくを避けるために避難を余儀なくされる具体的危険性があることの立証責任は、原告らが負うのであって、

 この点では人格権に基づく差止訴訟一般と基本的な違いはなく、

 具体的危険でありさえすれば万が一の危険性の立証で足りるところに通常の差止訴訟との違いがある。」

 また、「証拠が被告に偏在することから生じる公平性の要請は、

 裁判所による訴訟指揮及び裁判所の指揮にもかかわらず被告が証拠を提出しなかった場合の事実認定の在り方の問題等として解決されるべき事柄であって、存否不明の場合の敗訴の危険をどちらに負わせるのかという立証責任の所在の問題とは次元を異にする。」

 さらに、「被告に原子力発電所の設備が基準に適合していることないしは適合していると判断することに相当性があることの立証をさせこれが成功した後に原告らに具体的危険性の立証責任を負わせるという手法は、

 原子炉の設置許可ないし設置変更許可の取消訴訟ではない本件訴訟においては迂遠な手法」と言わざるを得ない。

 裁判所は、「具体的な危険性の存否を直接審理の対象とするのが相当であり、かつこれをもって足りる。」とし、「本件訴訟においては、本件原発において、かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるのかが判断の対象とされるべき」と判断しております。

 マスコミ等で大きく報道された裁判例なので、少し詳しくご紹介いたしました。 

 

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