励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 【倒産】 いわゆる悪質商法の主体である法人の代表者が整理屋グループと組み詐害目的での資産移転行為をしたものの事後的に破産管財人の調査に協力した場合における裁量免責の可否 東京高裁平成26年3月5日決定 | トップページ | 【労働・労災】 会社は合同労組をあなどるな! (労働調査会) »

2014年8月 4日 (月)

【建築・不動産】 共有物分割請求が権利の濫用に当たるとして棄却された事例 東京高裁平成25年7月25日判決

 判例時報No2220号で紹介された東京高裁平成25年7月25日判決です。

 事案は、Aの相続人の1人であるXが、Aの相続財産である建物(マンションの一室)について、他の相続人であるY及びBとの間で行った遺産分割協議の結果、XとYとの共有となっているとして、Yに対してその共有物分割を求めた事案です。

 裁判所は、本件建物のリフォーム費用を控除した実際の価格は1500万円前後と認められるとした上で、

 本件建物は床面積63.93㎡の区分建物であるから、現物を分割することができないとき、又は分割によってその価格を著しく減少させるおそれがあるときに該当するとし、

 また、YにXの持分価格の賠償金の支払能力があるとは認められないから、

 本件建物をYの単独所有とすることもできず、結局、裁判所は、本件建物の競売を命ずるほかないとしました。

 その上で、本件判決は、X、Y、Bは、Yはその存命中は本件建物に居住することを前提にAの遺産についての分割の協議をしたものと推認することができるところ、現時点でもその事情に変更はないこと、

 Xが本件建物の分割を求める理由としてあげる、外語専門学校に入通学するための資金取得等も、Xの生活歴等からみてXに安定した通学、就労等を期待することは困難であるといわざるを得ないなどとして、

 Xの本件建物の分割請求は、相続人間において、本件建物をX及びYの共有取得とする際に前提とした、Yが存命中本件建物を使用するという点を合理的理由なく覆すものであって、権利の濫用にあたると判断しました。

 Xにかなり問題があったようです。

 共有物分割請求の場合は、権利濫用を理由に否定した裁判例もちらほらあるようです。 

« 【倒産】 いわゆる悪質商法の主体である法人の代表者が整理屋グループと組み詐害目的での資産移転行為をしたものの事後的に破産管財人の調査に協力した場合における裁量免責の可否 東京高裁平成26年3月5日決定 | トップページ | 【労働・労災】 会社は合同労組をあなどるな! (労働調査会) »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ