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2013年8月30日 (金)

【建築・不動産】 建物の地下1階部分を賃借して店舗を営む者が、建物の所有者の承諾の下に1階部分の外壁等に看板等を設置していた場合において、建物の譲受人が賃借人に対して当該看板等の撤去を求めることが権利の乱用に当たるとされた事例

 判例時報No2187号(8月1日号)で紹介された最高裁平成25年4月9日判決です。

 最高裁の判旨を紹介いたします。

 本件看板等は、本件建物部分における本件店舗の営業の用に供されており、本件建物部分と社会通念上一体のものとして利用されてきたということができる。

 上告人において本件看板等を撤去せざるを得ないこととなると、本件建物周辺の繁華街の通行人らに対し本件建物部分で本件店舗を営業していることを示す手段はほぼ失われることになり、その営業の継続は著しく困難となることが明らかであって、上告人には本件看板等を利用する強い必要性がある。

 上記売買契約書の記載や、本件看板等の位置などからすると、本件看板等の設置が本件建物の所有者の承諾を得たものであることは、被上告人において十分知り得たものということができる。

 また、被上告人に本件看板等の設置箇所の利用について特に具体的な目的があることも、本件看板等が存在することにより被上告人の本件建物の所有に具体的な支障が生じていることもうかがわれない。

 そうすると、上記の事情の下においては、被上告人が上告人に対して本件看板等の撤去を求めることは、権利の乱用に当たるというべきである。

 う~ん

 権利濫用か、珍しいですねえ~

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