励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 【建築・不動産】 住宅リフォーム紛争処理支援センターの平成24年度紛争処理委員実務研修会 番外編 | トップページ | 利益相反なんですねえ~ »

2012年11月26日 (月)

【建築・不動産】 平成24年度紛争処理委員実務研修 本編

 本編です。(^^;)

 全部で、3部構成です。

 第1部の、住宅品質確保法等の施行状況及び住宅瑕疵担保責任保険の概要については、国土交通省住宅局の担当官が解説されました。

 保険事故は平成24年8月末日までのデータとして、979件が報告され、半数以上の541件が保険事故として確定されているようです。発生部位は、大半が雨水の浸入を防止する部分であり、8割を占めていいます。保険金額の平均支払額は93万円程度のようです。

 第2部の、紛争解決のポイントと具体的事例は、東京の弁護士さんによる解説でした。紛争処理手続についての具体的な流れを説明されたものであり、受けた案件の処理について参考になる解説でした。保険法人の対応について、ごく一部だと思いますが、必ずしも積極的とはいえない対応をされたこともあるようであり、そのような対応をされた場合について考えさせられるテーマでした。

 第3部は、住宅の瑕疵に関する基礎知識と専門家相談等への活用と題されたものですが、前半は、建築士さんによる、典型的な住宅瑕疵に関する基本的知識、後半は、弁護士さんによる、専門家相談の参考事例と活用すべき判例知識等でした。

 前半の講義は、多数の写真を使用してのものでした。雨漏りをテーマに、①雨漏り現象・現地調査、②原因特定、③補修工事という流れで説明がなされました。

 弁護士って、建築知識には乏しいため、このような研修が欲しかったのですねえ~ 勉強になりました。

 後半は、さらに、①雨漏りに関する専門家相談の事例、②雨漏り関連の判例の分析とポイントでした。

 専門家相談の事例としては、図面どおりの仕上がりがなくても瑕疵とは評価されないことに注意されるべきだという指摘がありました。規範的なものであり慎重な検討が必要だということです。また、屋根の外部にある雨樋は、品確法の雨水の浸入を防止する部分に該当しないものであることにも注意が必要だということです。基礎部分からの雨水の浸入も、品確法の瑕疵であると直ちにはいえないので、注意が必要だそうです。

 判例分析については、①雨水の浸入の場合には、経路の立証までが要求されていること、②瑕疵が認められても補修方法や金額の認定についてはかなり厳しく認定される傾向にあること、③監理者の責任については、常駐監理か重点監理かで一義的に導かれるものではないこと、④施主の指図による免責が認められる傾向が出てきていること、⑤補修については再利用の反論が可能であることなどを教えて貰いました。

 一流の弁護士、建築士の先生方からの講義を直接受けることができる研修です。

 若い弁護士の先生、愛媛弁護士会の紛争処理委員に就任して、一緒に研修を受けましょう。 

« 【建築・不動産】 住宅リフォーム紛争処理支援センターの平成24年度紛争処理委員実務研修会 番外編 | トップページ | 利益相反なんですねえ~ »

2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ