【流通】 アマゾンの成長がとまらないとか?
アマゾンって、少し前までは、ネット販売の本屋さんというイメージが強かったですが、今では、書籍以外にたいていの物を購入することができるサイトになっています。
チェーンストアエイジ6月15日号のアメリカントレンドによれば、アマゾンは、米国小売企業売上高ランキング10位に入ったようです。
最近、お店に出かけ、商品をみるものの、アマゾンのマーケットプレイスで最安値の商品を確認し、お店では購入せず、スマホでオーダーするということが起きているようです。
これは、売場がショールーム化してしまうということで、英語では、ショールーミングと呼ばれている現象にことのようです。
一昔前は、チラシを見比べるくらいしかありませんでしたが、今ではスマホにより、直ちに最安値のショップを探すことが可能となり、現実店舗では購入していただけないことが起きているようです。
企業によっては、店頭での価格販促効果が薄れたとして、自社カードによるフリークエントショッパーズプログラム強化へとシフト、店頭での価格販促を減らし、優良顧客を絞ってダイレクトに販促を打つ戦略に切り替えて対応しているところもあるようです。
アマゾンが10位になったことにより、10位から蹴落とされたのは、名門企業のシアーズでした。
弁護士の業界でも、一昔前と異なり、一見の方から、電話での無料相談を求めてくる方が多くなってきました。このような相談にもリアルタイムで対応しなければならない時代がきているのかもしれませんが、1つ1つ丁寧に仕事をするためにはそれ相応の時間が必要であることを考えると、アマゾンのように薄利多売な業態は、私には到底無理ですねえ。
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