励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 【金融・企業法務】 信用金庫の会員が、常務会理事が決定した融資が金庫に対する善管注意義務違反にあたるとして求めた会員代表訴訟が認容された事例 宮﨑地裁平成23年3月4日判決 | トップページ | 【金融・企業法務】 海外口座税務コンプライアンス法(米国FATCA法) »

2011年9月 2日 (金)

【消費者法】 貸金業者が貸金債権を一括して他の貸金業者に譲渡する旨の合意をした場合における、借主と上記債権を譲渡した業者との間の金銭消費貸借取引に係る契約上の地位の移転の有無 最高裁平成23年3月22日判決

 金融法務事情No1927号(8月10日号)の判決速報で紹介された最高裁判決です。

 いわゆるCFJ承継事案(タイヘイバージョン)についての最高裁判決です。

 最高裁の判断は以下のとおりです。

 貸金業者(譲渡業者)が貸金債権を一括して他の貸金業者(譲受業者)に譲渡する旨の合意をした場合において、

 譲渡業者の有する資産のうち何が譲渡の対象であるかは、上記合意の内容いかんによるというべきであり、

 それが営業譲渡の性質を有するときであっても、借主と譲渡業者との間の金銭消費貸借取引に係る契約上の地位が譲受業者に当然に移転すると解することはできない

 本件譲渡契約は、上告人が本件債務を承継しない旨を明確に定めるのであって、これが被上告人とタイヘイとの間の金銭消費貸借取引に係る契約上の地位の移転を内容とするものと解する余地もない。

 以上によれば、原審の判断には、判旨に影響を及ぼすことが明らかな違法がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 CFJに責任を認めた原審は、譲渡契約の条項が、借主とタイヘイとの間の金銭消費貸借取引に係る過払金返還債務のうち、クロージング日後に初めて書面により上告人に対して履行を請求されたものについては、上告人においてこれを重畳的に引き受ける趣旨の定めであると解して、上告人に重畳的債務引受を認めました。 

 しかし、最高裁は、譲渡契約の条項は、上告人において第三者弁済をする場合における求償関係を定めるものであることは明らかであり、これが置かれていることをもって、上告人が本件債務を重畳的に引き受け、これを承継したと解することはできないとしました。

 なんともまあ、イヤな最高裁判決です!

 

« 【金融・企業法務】 信用金庫の会員が、常務会理事が決定した融資が金庫に対する善管注意義務違反にあたるとして求めた会員代表訴訟が認容された事例 宮﨑地裁平成23年3月4日判決 | トップページ | 【金融・企業法務】 海外口座税務コンプライアンス法(米国FATCA法) »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ