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2011年8月20日 (土)

【倒産】 民事再生手続と監督委員 (商事法務)

 平成20年に商事法務から出版された「民事再生手続と監督委員」という書籍を一読しました。

 書籍の構成は、第1部 東京・大阪の再生手続の実務と監督委員、第2部 監督委員の実務Q&A、第3部 座談会民事再生手続の監督委員から、なっています。

 地方では民事再生の申立件数がさほど多くはないことから、私自身が監督委員に実際に就任したのは、2件ほどしかありません。

 そのため、民事再生手続の運用に精通しているとまでは言い難いところもあり、本書のように、東京地裁・大阪地裁における民事再生手続の運用の状況や、監督委員経験者の座談会、そして、監督委員実務の46問からなるQ&Aは、大変参考になりました。

 例えば、プレパッケージ型(債務者があらかじめスポンサーを決めて、あるいは少なくとも内定してから法的手続を申し立てる場合)のスポンサー選定の基準として、「お台場アプローチ」なる基準は今回初めて知りました。

 少し紹介すると、須藤秀章弁護士により提唱された基準ですが、①あらかじめスポンサー等を選定しなければ事業が劣化してしまう状況にあること、②実質的な競争が成立するように、スポンサー等の候補者を集っていること。またはこれが困難である場合には、フリーキャッシュフローに照らして公正であること、③入札条件に、価格を下落させるような不当な条件が付されていないこと、④応札者の中からスポンサー等を選定する手続において、不当な処理がなされていないこと、⑤スポンサー契約等の内容が、会社側に不当に不利な内容となっていないこと、⑥スポンサー等の選定作業について、公正である旨の第三者の意見が付されていること、もっとも、再生手続に入った後に、監督委員等がチェックすることも可能であること、⑦スポンサー等が、誠実に契約を履行し、期待どおりに役割を果たしていることが必要とされています。

 そして、入札に適しない事案の基準として、松嶋英樹弁護士は、(1)メインバンク(または主力取引債権者)がスポンサー交渉に関与し、少なくとも結果について承諾していること、(2)複数の候補者と交渉し、少なくとも打診はしたこと、(3)当時の事業価値の評価として一応妥当であること、(4)スポンサー契約が民事再生申立ての決断または早期申立てに寄与したこと、(5)スポンサー契約に至る経過において、スポンサー候補者が資金繰りや事業協力をしたことを、あげています。

 一読しただけでは、理解が十分だといえませんので、頑張って、十読くらいしたいと思います。happy01 

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