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2011年2月19日 (土)

【法律その他】 携帯電話基地局から発射される電磁波による健康被害を理由として当該基地局の操業の差止め等を求める請求を棄却した第1審判決が、控訴審において是認された事例 福岡高裁平成21年9月14日判決

 判例タイムズNo1337(2月15日)号で紹介された福岡高裁平成21年9月14日判決です。

 電波塔から発する電磁波については、各地で反対運動が起こっているニュースを報道されることもあります。そういえば、予讃線の電車の中からも、鉄塔について反対している看板を見たことがあります。

 裁判所で争点になったのは、基地局から発せられる電磁波による健康被害の有無・程度の問題となります。

 裁判所は、

 本件基地局から発射される電磁波は、法基準値から見る限り、付近住民に健康被害をもたらすものではないが、

 その後の科学の進展から暴露の長期的影響等電磁波の健康への有害な影響が認められるのであれば、法基準値を充たしているのみでは健康被害の予防について充分ではないとして、

① 電磁波の健康への影響を示唆する研究

② EU議会の動向、フランス控訴院判決等

③ 各国における規制値

④ Xらの症状

 につき、人格権の侵害を理由とする差し止め請求の立証責任は、想定される侵害行為の有無、態様、侵害の程度、被侵害利益の性質と内容、侵害行為の持つ公益上の必要性の内容と程度などの諸般の事情を総合考慮して、

 被害が一般社会生活上受忍すべき程度を超えるかどうかによって決定すべきであるとの見地に立って検討した結果、

 本件基地局からの電磁波の放射によりXらの健康に具体的な危険が発生すると認めることはできず、本件基地局からの電磁波による健康被害のおそれがあるとはいえない

 と判断しました。

 電磁波による健康被害については、人ごとではありませんので、関心がありますが、生活を営むために不可欠であることから、悩ましい問題です。

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