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2010年11月21日 (日)

【知的財産権】 企業秘密保護 No7 営業秘密管理指針④

 営業秘密管理指針の続きです。

 第3章 営業秘密を保護するための管理の在り方 中 2.営業秘密の管理のために実施することが望ましい秘密管理方法の概要の続きです。

 2. 営業秘密の管理のために実施することが望ましい秘密管理方法

(1)秘密指定、アクセス権者の指定

 ① 情報区分・秘密指定

  「営業秘密とその他の情報とを区分して管理し、営業秘密として区分した情報については、秘密であること及びその管理方法を指定・周知する。なお、取引先等から秘密情報の開示を受けている場合には、その秘密情報が自社の営業秘密に混入(コンタミネーション)しないようにする。」

 ② アクセス権者の指定

  「営業秘密ごとにアクセスできる権限をもつ者をあらかじめ指定する。営業秘密へのアクセス記録を残す。」

(2)物理的・技術的管理

 ① 基本的な考え方

  「営業秘密が記載・記録されている書面、記録媒体(USBメモリなど)等の管理に当たっては、媒体、保管庫、保管施設等について、媒体に記載・記録されている情報が秘密であることを認識できる措置を講じ、かつ、権限がない者がその媒体(又は情報)にアクセスすることができない措置を講じることが重要である。」

 →要は、秘密表示と、アクセス制限のことですね。

 ② 物理的管理

  (ア)秘密表示、分離保管

  「営業秘密が記載・記録されている媒体であることを、権限を持ってアクセスした者が客観的に認識可能な状態にする。具体的には、書面にマル秘マークを押したり、電子ファイルの開封に関するパスワードを設定したり、記録媒体などを他の情報のみが記録されているものと分離して保管したりすることなどが考えられる。」

     a 客観的に認識可能な表示 (営業秘密及び区分の表示)

     b 媒体の分離保管

     c  営業秘密の表示と分離保管の関係

  (イ)媒体の保管、持ち出し、複製の制限、廃棄

  「営業秘密を記載・記録している媒体は、保管庫に施錠して保管する。上記媒体については、その持ち出しをできる限り制限する。上記媒体の複製についてもできる限り制限する。上記媒体は、適切に回収する。上記媒体は、復元不可能な措置を講じて破棄する。」

     a 保管

      b  持ち出し・複製の制限

           c  回収・廃棄

  (ウ)施設等の管理

  「営業秘密の保管場所を施錠する。営業秘密を保管している施設への入退出を制限する。」

 ③ 技術的管理

  「電磁的に記録されているデータの取扱いに関する各種ルールをマニュアル化あるいはシステム化しておくことが考えられる。指定されたアクセス権者のみアクセス可能な措置を講じる。営業秘密を保存するコンピューターやシステムを外部ネットワークから遮断するなど不正アクセスに対する措置を講じる。営業秘密のデータを復元不可能な措置を講じて消去・廃棄する。」

 (ア)マニュアルなどの設定

 (イ)アクセス及びその管理者の特定・限定

 (ウ)外部からの侵入に対する防御

 (エ)データの消去、破棄

 営業秘密の管理にあたっては、物理的管理、技術的管理、人的管理などの具体的な管理方法により、行う必要があります。

 今回は、物理的管理、技術的管理の概要を採り上げました。

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