【流通】 おまかせくん
最近、楽天市場やアマゾンなどで、書籍や衣類など日常生活用品を購入することが増えています。
自宅にいながら注文できる利便性は魅力的です。値段的にもリーズナブルにおさえているのも特徴です。
スーパー業界でも、最近は、ネットスーパー市場が急拡大しているようです。
ネットスーパーとは、webサイトで注文を受け、食品スーパーマーケットと同じような品揃えで、当日や翌日に顧客の元に商品を配送するサービスのことです。
チェーンストアエイジ5月15日号によれば、現在、国内でネットスーパーを展開している企業は、30社前後ですが、同書では、その中で、主要なネットスーパーを15サイト紹介していました。
日本の大手小売店では、2000年5月に、西友さんが他社に先駆けて、参入されました。
しかし、2006年までは、なかなか利用者数は伸び悩み、実験の域を超えることはなかったといわれています。
2006年以降、国内のブロードバンド普及率が4割を超えたことや、ネットスーパーの認知度が高まったことなどから、最近では、ネットスーパーの事業展開は進むばかりのようです。
中四国を代表するGMSであるフジも、2010年4月から、ネットスーパー事業を展開するようになりました。
まずは、フジのネットスーパーである「おまかせくん」のサイトをご紹介いたします。
おまかせくん です。
現時点での配送エリアは、フジグラン松山周辺の松山市内の一部の地域に限られています。これは、フジグラン松山から出荷される填補出荷型を採用しているからです。
携帯電話での注文も受け付けています。
アイテム数は、7000程度にのぼっています。
特売商品、お肉ハムソーセージ、果物野菜、お魚、総菜など商品カテゴリごとに見やすくわけられています。
配送料は、3000円未満は210円、3000円を超えたら105円ですが、月額525円で使い放題コースもあるようです。詳しくは、こちらをご参照下さい。
エリア的には、松山市内のごく一部のようですが、この取組が成功すれば、配送エリアも拡大されるため、ますます利便性が増すことになります。
配送エリアが拡大したら、おまかせくん 是非利用したいと思います。
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