【流通】 スーパーの裏側 東洋経済社
東洋経済社から出ている「スーパーの裏側」(2009年4月30日発行)という書籍を読みました。
長年、食品業界に携わった著者(河岸宏和氏)による暴露本的な書籍です。
「お惣菜の実態」として、売れ残りでつくるのが当たり前、賞味期限はスーパーで勝手に決められることなどについて、詳しく書かれています。
詳細は、書籍を読んで確認してください。
著者によれば、いいスーパー、ダメなスーパーの見分け方として、たとえば、店外で見るべき3つのポイントとしては、①商品を屋外においていないか、②まわりに雑草が伸びていないか、③入口のチラシが古くないか、画鋲ホッチキスで貼っていないか、店内設備で見るべき6つのポイントとして、①手洗い場はきれいか、②トイレがきれいか、③レジ・サッカー台はきれいか、④ゴンドラの上がきれいか、⑤カゴ台が空で放置されていないか、⑥防火シャッターの下に物を置いていないかなどを、ポイントとして列挙されています。
著者によれば、日本のスーパーで評価できる会社としては、東北を中心に展開している「ヨークベニマル」、北関東に根拠を置く「ベイシア」を挙げています。
ヨークベニマル12章を紹介し、とくに第9章の「お客様は一度はだませても、二度はだませない」、第12章の「言葉や態度が店相をつくる。あなたはお店の代表である」は心から共感できるとしています。
ヨークベニマル 気になるスーパーです。
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