励みになります。クリックお願いします。<(_ _)>

  • にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ

<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(企業法務・金融)

書籍紹介(不動産・建築)

書籍紹介(法律)

« 【保険金】 いたずらによる損傷を保険事故とする場合の要件事実 | トップページ | フジ 入社式 »

2010年3月31日 (水)

弁護士 司法書士 過払金の広告

 弁護士・司法書士の過払金の広告が、地方でも非常に目立ってきました。

 このような広告でも、経済的な生活困窮状態にある多重債務者の方にとって、過払金というものの存在をしり、返還を受けた過払金で生活再建の立て直しを図れるというのであれば、決して悪いことではありません。

 しかし、多重債務者の地元の弁護士・司法書士事務所ではなく、遠方の東京、大阪の事務所が、直接の面談もなく、多重債務者の事件を取り扱うというのであれば、多重債務者の実態を十分把握することができないことも考えられ、また、説明や報告を求めても遠方であるため十分な説明を行うことも困難であり、大きな問題が生じているしか言いようがありません。

 多重債務者の広告は、少し前は、高齢の弁護士が広告主であることが多かったのですが、最近は、弁護士登録して間もない若手弁護士が広告主になることも増えているようです。

 一昔前は、弁護士になれば、それなりに仕事があったものですから、このような広告も出す必要はありませんでしたが、どうやら特に都会の方では、弁護士や司法書士でも顧客獲得に向けてかなりの競争になっているようです。

 最近入ってきた広告にも、「過払い金返還請求代理いたします。」、「完済した方も過払い金取り戻せます。内緒で債務整理ができます。」、「過払い金返還請求・債務整理出張無料相談会」などと記載され、過払金事件の依頼の勧誘を主たる目的にされているような表現が目立ちます。また、このような広告で、弁護士費用等の料金体系を明確にしているものを見たことがありません。

 このような都会の事務所の広告等により依頼された多重債務者が、今度は弁護士による二次被害に遭遇したというのは、先般のNHKのクローズアップ現代でも採り上げられたとおりです。

 過払金返還請求は、5,6年前には、年間、数件程度しか依頼がありませんでした。ここ3,4年前から、急激に増加し、今では、一日の相談のうち、1件程度は、過払金のご相談があるような状態です。

 過払金事件がビジネス化したことにより、弁護士・司法書士に対する世間の見方が大きく変化したように感じています。

 決して地元の弁護士や司法書士が優れているとは言いませんが、少なくとも、面談で多重債務者の方の生活状況を継続的に把握できるという点は、極めて大きな利点の1つだと思います。

 また、過払金というものは、多重債務者にとっては法的手段を利用しない生活再建のための最後の砦となります。ご依頼される時には、くれぐれも細心の注意を払って対応されることをお勧めいたします。

 都会の弁護士・司法書士の過払金の広告、例えば、新聞の折り込みチラシ然り、地下鉄の中吊り広告然り、テレビCM然り、品位のないものに感じる方は少なくないのではないかと思います。

 他方で、ビジネス系の弁護士・司法書士の方が、広報活動が熱心が故に、従来の弁護士よりも、敷居が低く感じることは否定できないでしょうね。

 難しい問題です・・・

« 【保険金】 いたずらによる損傷を保険事故とする場合の要件事実 | トップページ | フジ 入社式 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

書籍紹介(労働・労災)

無料ブログはココログ