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2009年8月14日 (金)

【建築・不動産】 築後12年の中古木造建物の雨漏りによる腐食及びシロアリによる侵食の一部が隠れた瑕疵に該当するとされた事例(平成20年6月4日)

 判例タイムズNo1298号(8月10日号)で紹介された裁判例です。

 中古建物の柱等に雨漏りによる腐食とシロアリによる侵食といった「隠れた瑕疵」があったことから、買主が、売主及び仲介した宅地建物取引業者に対して、瑕疵担保責任(売主のみ)や債務不履行又は不法行為に基づき、建物解体費用及び新築費用又は補修費用に相当する額の損害賠償を請求した事案です。

 東京地裁平成20年6月4日判決は、

① 本件建物の瑕疵の存否については、本件売買契約締結時における本件建物内の雨漏りによる腐食及びシロアリによる侵食を認定し、その範囲及び程度並びに本件売買契約の目的(居住利用目的)を考慮した上、買主が主張する瑕疵の一部分(サンルームの部分)について隠れた瑕疵があるとした

② 不法行為については、売主については認めましたが、宅地建物取引業者については、本件建物に雨漏りやシロアリ被害があることを疑わせるような特段の事情がない限り、シロアリ駆除業者等に依頼するなどして被害の有無を調査するまでの義務があったとはいえないと判断しました

③中古建物売買契約の瑕疵担保責任に基づいて売主が賠償すべき損害額について、瑕疵があることによる本件建物の減価分であるとして、当該減価分を具体的に算出しました

 この判決は、売主については、瑕疵担保責任だけではなく、不法行為責任も認めていますが、判決文だと、瑕疵担保責任の損害の範囲については触れていますが、不法行為に基づく個別の損害論については触れられていないようにみえます。

 ただ、請求金額が2000万円強なのに、認容額は200万円弱なので、買主としては、実質敗訴の気分なのかもしれません。

 

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