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2009年6月30日 (火)

【金融・企業法務】 保証する意思で金銭消費貸借契約書の借主欄に署名押印した場合であっても、民法446条2項の所定の書面に該当する

 旬刊金融法務事情No1870(6月25日)号搭載の大阪高裁平成20年12月10日判決です。

 事案は、以下のとおりです。

 保証する意思で金銭消費貸借契約書の「借主」欄に署名押印した場合であっても、民法446条2項の書面に該当するのか?ということです。

 民法446条2項 保証契約は、書面でしなければ、その効力を生じない

 大阪高裁は、以下のように理由をつけて、民法446条2項の書面に該当するとの判断をしています。

  (民法446条2項の趣旨) 民法446条2項が保証契約について書面を要求する趣旨は、保証契約が無償で、情義に基づいて行われる場合が多いことや、保証契約の際には保証人に対して現実に履行を求めることになるかどうかが不確定であり、保証人において自己の責任を十分に認識していないことが多い 

                     ↓それ故に

 保証を慎重にならしめるために保証意思が外部にも明らかになっている場合に限って契約としての拘束力を認める

                     ↓そうすると

 Yは、ZのXに対する債務を保証する意思で、金銭消費貸借契約書の借主欄に署名押印したというのであるから、これによって、主債務者であるZと同じ債務を連帯して負担する意思が明確に示されていることに違いはなく、保証意思が外部的に明らかになっているといえる

                     ↓従って

 Yは、借主として作成された金銭消費貸借契約書は、民法446条2項所定の書面に該当する

 

 ただ、なんで、保証人を引き受けたはずなのに、借主欄になったのかな? 

 請求原因の認否には、「甲野から、携帯電話で、保証人ではなく債務者になってほしいとの依頼があり、それは困ると拒絶したものの、喫茶店において、同席していた乙川から、甲野がかえすと言っているから借主になってや」と言われたため、やむなくそのとおりに契約書を作成した」となっています。第1審の半分も薄いためよくわかりません。 

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