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2009年6月21日 (日)

【行政】 地方自治体の管理する公園において、不安定な状態にあった標識が倒れて、後頭部及び背部に当たった被害者が、公園を管理する地方自治体に対し国家賠償法に基づいて損害賠償を請求する場合に、地方公共団体に当該標識の管理に瑕疵があるとされた事例(東京地裁平成20年7月11日判決)

 判例時報No2037号(6月11日号)で紹介されている裁判例です。

 行政がらみの事件は、年に数件程度相談を受けることがあります。

 市道や公園、駐車場の欠陥などが中心です。

 国家賠償法2条1項にいう営造物の設置又は管理に瑕疵があったか否かについては、最高裁昭和53年7月4日が、当該営造物の構造、用法、場所的環境及び利用状況等諸般の事情を総合考慮して具体的個別的に判断すべきである旨判示しています。

 区の管理責任の有無については、

 標識が不安定な状態にあることを認識し、本件事故当日の午後には補修を行う予定で準備をしていたところ、他の現場の補修を優先したことから、標識の補修が後回しになったという経緯、

 本件事故の翌日には本件標識を動かないようにチェーンで固定して、本件標識が抜かれた穴については穴埋めも行っているという事情

 からすれば、区が応急の措置により利用者に危険が及ばないようにすることが可能であったと認められる

                  ↓そうすると

 営造物の安全性に欠如があることを認識した後、時間的に管理者において遅滞なく一定の措置を講じて営造物を安全良好な状態に保つことが不可能であったとはいえない

                  ↓したがって

 本件標識の管理に瑕疵があった

 

 昔、行政を相手の事件を受けたことがありましたが、相手方の自治体は10名程度出席し、当方は、依頼人と私だけでした。それでも、一部勝訴の珍しい裁決例だったらしく、愛媛新聞に紹介されたことがありました。

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