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2008年10月14日 (火)

【介護・遺言・相続】 特別養護老人ホームにおける入所者の誤嚥死亡事故について、ホームを設置した社会福祉法人の不法行為責任が認められた事例(松山地裁平成20年2月18日)

 判例タイムズNo1275(10月15日)号の事案です。

 一般に、老人や脳血管障害などの疾患のある者は、食事の際に、嚥下障害を起こすことが少なくないため、食品や調理方法、摂食方法などについて特段の配慮が必要と言われていますが、今回の事案では、特別の配慮をされていたのかどうかが争われたケースです。

 松山地裁は、

 Aは、医師からは、脳梗塞、脳血管障害等により食事の飲み込みが悪くなってきており、今後も嚥下障害が進行したり、誤嚥性肺炎の発症の可能性があるとの説明がなされていたことからすれば、

 Yとしては、食事の介助を行う職員が、①覚醒をきちんと確認しているか、②頸部を前屈させているか、③手、口腔内を清潔にすることを行っているか、④一口ずつ嚥下を確かめているかなどの点を確認し、これらのことが実際にきちんと行われるように介護を担当している職員を教育指導すべき中義務があった。

 しかし、Yは、上記のような教育、指導を特に行わず、職員が朝食介助を行った際にも、①覚醒の確認は十分におこなっておらず、②頸部を前屈させるということを全く行っておらず、③手、口腔内を清潔にするということも行っていないのであるから、Yに対する不法行為責任を是認し、Yに対して、賠償を認めました。

 控訴されているみたいです。

 介護施設からはご相談を受ける時がありますが、高齢者相手なので、大変な仕事だなと思います。油断すると取り返しの付かないことになりますので、皆さんご注意下さい。

 なお、判タNo1275には、過払金返還請求訴訟の弁護士費用が民法704条後段の損害には当たらないとされた「嫌な」裁判例が紹介されています(東京高裁平成19年12月19日)。crying 全くけしからんです。

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   閑話休題

 (弁)しまなみ法律事務所の事務所報ができあがりました。近々、皆様のお手元に届くかと思いますが、宜しくお願い申し上げます。happy01

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