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2008年8月31日 (日)

【学問・資格】 もう10年目か

 司法研修所(弁護士・裁判官・検察官になる人の学校)を卒業して10年になります(51期)。

 法曹には、10年目には、熱海、20年目には、京都で、司法研修所同期が集まるという慣例があります。

 熱海での同期会は来週に控えています。

  10年のキャリアということは、もはや、若手でもないということでしょう(気分は、まだまだワカテの気持ちでいますが・・・)。

 司法研修所は、埼玉県和光市にありますが、私たちのころは、700人程度で、司法修習期間も2年もありました。

 前期修習は、平成9年4月から7月まで、和光市にある学校で、実務修習を受ける準備として、要件事実をたたきこまれます。

 8月から翌年の11月までは、実務修習として、弁護士事務所、地方裁判所、地方検察庁に配属され、それぞれの観点から、仕事や考え方を学びます。

 どの仕事も非常に魅力的で、どの職業につくか悩んだものです。

 弁護士も、裁判官も、検察官も、また、裁判所書記官も、事務官も、家裁調査官も、検察事務官も、事務員さんも、魅力的な人ばかりでした。

 裁判所保健センターの事務官の方には、親代わりのように、大変親切にしていただきました。

 12月から翌年3月は、後期修習として、再び、和光市に戻り、2月にある2回試験(研修所の卒業試験のようなもの)に合格するため、猛勉強をすることになります。

 司法研修所の中には、体育館があり、その中には、アスレチック施設もあるため、それを利用したり、また、近くの樹林公園でジョキングをしたり、市民プールで、泳いだりしていました。

 ジョッキングのしすぎで、腰を痛めて、教官訪問ができなかったことが悔やまれます。

 前期・後期いずれも、講義は多種多様なものがあり、実務の第一線の方が講師であり、大変勉強になったのを記憶しています。

 ただ、集合修習の成績は余りよくなく、特に刑事裁判は最悪のようです。2回試験の成績は、平均点くらいみたいですが・・・

 実務修習では、過酷な司法試験受験の反動から、よく遊んだ記憶もありますが、他方で、実務修習の起案は人よりもたくさんこなし、また、アフターファイブには、簿記学校やスポーツクラブに行っていました(アフターナインは、飲んでいましたが)。

 教官や指導担当の方と、つりにいったり、カラオケやボーリング・テニスをしたり、うどんを食べ歩いたり、いろいろ楽しかったな。

 合コンもたくさんありましたが、私は性格が奥手なため、もっぱら会費負担要員であり、合コンに参加しても、もっぱら同期の修習生とばかり話をしていたことを思い出します。お酒が入れば、おもしろいようなのですが、肝心な本人が余り覚えていません。

 仕事では女性と話せるのですが、プライベートになると急に話せなくなります。家内とは自然に話せたので、気があったのでしょう。

 地検の指導教官から、「きみたちは古き良き時代の最後の修習生だ」と言われていましたが、現在の修習生の状況を考えれば、まさにそのとおりになっています。大変いい時代に、司法修習をさせていただいたことについて、天に感謝しています。

 さて、地方でマチ弁をして10年ですが、法曹としてどの程度自分が成長したのか、同期に合う前に、不安で一杯です。現在、新人弁護士などについては、「法曹の質」云々が言われていますが、肝心な自分自身の質がどうなのか・・・・

 また、法曹としての経験は積んだとしても、人間としての人徳はどうなのか?これも不安です・・・・ 自信過剰となり、最近、謙虚さが欠けているのではないのか等々

 10年ぶりに再会する人が大半なので、いろんな意味で、いい刺激を受けるのではないかと思って、今から、どきどきしています。

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