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2007年12月29日 (土)

私が司法試験を受けた理由

 私の大学生のころは、憲法以外はまじめに勉強した覚えはなく、そのため、学部の成績はさんさんたるものでした。

 今から思えば、もっとまじめに勉強しておけばと後悔が少し先に立ちますが、後の祭りです。

 私が大学4年生になったころは、バブル最盛期で、私の大学でも、内定10数社とか、就職の前の海外研修とか、豪華な独身者宿舎のパンフレットなどで、地味な公務員や司法試験は私の大学でも少し敬遠されているような感じでした。

 先を見る目のない私も、高収入につられて、大手証券会社や都市銀行等への就職なども考えました。

 しかし、(1)憲法以外はまじめに勉強していないことに気づき、何も取り柄もないこと、(2)弟が国立の医学部に進学していたこと、(3)そもそも高校や大学に進学した理由は司法試験に合格することを説明したこと(高校に入学する際の面接試験のときに、面接の先生から、将来の仕事について質問され、「弁護士になります」と答え、どこの大学にいくのかと言われたため、「中大か、東大か」と答えたことがあります。この時、田舎の中学3年生が、なぜ中大を知っていたのかは、そのころ、中大の司法試験合格者数が東大のそれを抜いていたことがあり、中東戦争とか評されていた記事を読んだからと思います。)を思いだし初志貫徹ということ、(4)両親の希望などから、あっさり、就職をするのをやめ、卒業した年に、早稲田司法試験セミナーという予備校の「基礎講座」を受けました。

 当時は、弁護士の矢田誠先生という方が3科目を教えてくれており、非常に板書量は多いのですが、わかりやすく、おかげで、翌年の5月にあった択一式試験には合格しましたが、論文試験の勉強は全く準備していなかったことから、論文試験の結果は、さんさんたるできでした。

 この年は、下3法(※商法、民事訴訟法、国際公法)の勉強に時間がとられたため、翌年の択一試験で足をすくわれました。

 その翌年の択一試験は無事に合格し、論文試験もいいところまでいったのですが、結果的には及ばす(現在の合格者数だと、この時合格していたかもしれません。おそろしいことになっていたと思います。)、辰巳小教室(ゼミみたいなもの)(新大久保駅近くにありました)(ここで、他の大学出身の受験生と知り合いました)(初めて自分の答案が他人の批評にさらされるといういい機会を得ました)に通いながら、来年に期するはずだったのですが、油断したのか、択一試験で足をすくわれました。

 辰巳小教室のメンバーで足をすくわれたのは私くらいで、この時は、精神的ショックが大きく、公務員試験でも受けようかと考えた位でしたが、両親の温かい励ましと、なぜかLEC高田馬場校の近くの日焼けサロンに通うことで(現実逃避でしょうね。真っ黒になりました。)、2ヶ月くらいで立ち直りました。

 翌年は、択一試験も無事に合格し、論文試験も主観的にはできがよかったという感触を得たのですが、その成績結果は、個別に見ると、前回の論文試験よりも、感触と結果が一致していないという恐ろしい成績通知書が送られてきました。

 なぜ? なぜ? なぜ?

 今までの勉強は、無駄だったのか?

 自問自答しました。

  (T_T)  (T_T)  (T_T)  (T_T)

 基本的には独学で勉強していたことに大きな誤りがあるのではないかということで、母校の法職研究室(お茶の水にありました)に入室し、早速、カウンセリングを受けることになりました。

 カウンセリングで対応していただいた若手合格者から、「寄井さん、反省したことありますか?猿でも反省しますよ」とか、ブロックカードをみて、「習字の練習でもしているのですか?」とか言われましたが、まさにそのとおりの指摘で、感謝しています。

 それ以降は、以前、ある司法浪人の一日で紹介したような生活を送ることになり、また、優秀な若手とゼミなどを組まさせていただくことにより、勉強方法も大きく変え、翌年(丙案導入年)には、結果がでました。

 法職研究室で一緒に机を並べて勉強した仲間は、その年に、20人近く合格しましたが、現在でも、一生のつきあいをしています。

 私が、なぜ、ここまでして司法試験を受けたのか?については、 

 文系の資格試験の最高峰と言われていたが大きな理由だと思います。

 登山家に「そこに山があるから」と山に登る理由を述べられた方がおられますが、そのような理由に近いと思います。

 また、いとこが公認会計士や一級建築士、そして、弟が医学生になっていたことも、司法試験を受け続けた理由の1つだと思います。

 来年早々、職場訪問で、中学生が訪ねてきますが、「なぜ弁護士になったの?」という質問は、いつも尋ねられる質問ですが、なんと答えたらいいでしょうか?

 いつもは、建前で回答しています。(^^;)

 さて、最近、司法試験の合格者が増え、同試験の難易度が下がっていますが、2回試験(司法研修所の卒業試験)の落第者が大量発生する程度までに、司法試験の難易度を下げる必要があるのかという気持ちは正直あります。

 仮に2回目の論文試験の時に合格してしまっていれば、ほとんど自らの勉強方法なども反省をすることなく、自信だけはあるが、能力的には不十分で弁護過誤もやらかしているのではないかと思うと、かえって恐ろしい気持ちを抱くことになります。

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