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歯科

【精神科】

2020年11月 7日 (土)

【精神科】 精神科病院において身体的拘束を受けた者が肺血栓塞栓症によって死亡した事故につき、担当医師が、身体的拘束を開始・継続したことが違法であるとは認められないとされた事例

 判例時報No2455号で紹介された金沢地裁令和2年1月31日判決です。

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 身体的拘束の違法性については、次のとおり、解説されています(P42~P43)。

 「精神科病院における身体的拘束の違法性について判示した最高裁判決は見当たらない。なお、最三判平22・1・26は、病院の看護師らが抑制具であるミトンを用いて入院中の患者の両上肢をベットに拘束した行為について、『入院患者の身体を抑制することは、その患者の受傷を防止するなどのために必要やむを得ないと認められる事情がある場合にのみ許容されるべきものであるが・・・本件抑制行為は、Aの療養看護に当たっていた看護師らが、転倒、転落によりAが重大な傷害を負う危険を避けるため緊急やむを得ず行った行為であって、診療契約上の義務に違反するものではなく、不法行為法上違法であるということもできない』と判示した。

 身体的拘束を含む精神科医療に係る裁判例等を分析した文献として、國宗省吾ほか「精神科における損害賠償請求に係る諸問題」判タ1465・13がある。

 本判決は、判決文認定の具体的事実関係の下で、身体的拘束の開始・継続の違法性を否定した裁判例である。」

 よく押さえておく必要がありそうですね。  

2020年2月20日 (木)

【精神科】 前医と後医の医療行為の過失が競合する場合

 判例時報No2428号で紹介された福岡地裁令和元年6月21日判決です。 

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 心療内科の医師が頭部CT検査結果報告書の脳腫瘍の疑いとの記載を見落とし、脳腫瘍を放置した過失と、後医で受けた脳腫瘍摘出後に残存した後遺障害との間の因果関係が認められたという事案です。
 同じ病院の放射線科の医師は脳腫瘍が疑われる旨の記載をしているにもかかわらず、心療内科の医師がそれを見落とし、心療内科への通院をさせ、脳腫瘍に対する治療を行わず、当初16ミリだった脳腫瘍が、63×52×38mmと大きくなってしまっていたという事案です。
 心療内科の病院は、患者に記銘力障害が生じたのは、後医の執刀医の過失によって脳弓が損傷したものだと主張して、因果関係を争っていました。
 裁判所は、因果関係を肯定して、約1億5000万円を超える賠償を認めました。
 後医も、原告に補助参加しております。

2019年12月 1日 (日)

【精神科】 精神科における損害賠償請求に係る諸問題

 判タNo1465号で紹介された「損害賠償訴訟の最先端を考える会」の論文です。

第1 はじめ

 1 精神科医療における法制度

    精神保健福祉法

    平成18年3月28日厚労省告示660号

    平成12年3月28日厚生省告示97号

    「精神科救急医療ガイドライン」、「精神科看護ガイドライン2011」

 2 精神科医療を取り巻く現状等

(1) 入院患者数

     平成30年 28万0815人

(2) 医師数等

     平成30年  常勤医師 1万0060人

(3) 医療法上要求される人員配置等

(4) 身体拘束時間

(5) 自殺の状況

     平成30年   2万0840人

(6) 医療界・法曹界における近年の動き

第2 入院段階での紛争

1 はじめに

2 措置入院  (1) 総論  (2) 裁判例

3 医療保護入院 (1)総論 (2)精神科病院の開設者や精神科病院の管理者が被告となる場合 (3)地方公共団体が被告となる場合

第3 精神科における身体拘束

1 はじめに

2 精神科における身体拘束に関する法令等

3 精神科における身体拘束の判断枠組みについて

4 裁判例の検討

第4 身体拘束以外の自殺予防

1 はじめに

2 判断枠組み

3 予見可能性の視点

4 自殺防止義務の内容

→精神科における紛争の一部について解説されている論文で参考になります

 

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2019年9月11日 (水)

【精神科】 改訂第Ⅰ2版 現代臨床精神医学(金原出版)

 改訂第Ⅰ2版現代臨床精神医学(金原出版)を購入しました。

 

 かなり高度な医学書です。。。。

 

 各論は、⑥症状性を含む器質性精神障害、⑦神経症性障害・ストレス関連障害・身体表現性障害:人格・行動の障害、⑧統合失調症、妄想性障害と気分障害、⑨児童・青年および老年期精神医学などが参考になります。

  

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2019年9月10日 (火)

【精神科】 改訂第2版 専門医がやさしく語るはじめての精神医学

  改訂第2版専門医がやさしく語るはじめての精神医学(中山書店)を購入いたしました。

  

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 3章で構成されています。①精神科医療、精神医学とは何か、②精神科の病気とその症状、③精神科の治療法です。
 
 ②は、(1) 神経症とストレス関連障害、(2)心身症、(3)統合失調症、(4)気分障害、(5)外因性精神障害、(6)器質性精神障害、(7)症状性精神障害とコンサルテーション・リエゾン精神科、(8)物質関連障害群、物質依存症、(9)てんかん、(10)老年期精神障害、(11)児童・青年期の精神障害、(12)知的能力障害、(13)人格障害、(14)その他の障害です。
 読みやすいので、通読しようと思っておりおります

2019年9月 3日 (火)

【精神科】 標準精神医学第7版 (医学書院)

 医学書院から、2018年に出版された「標準精神医学」(第7版)を購入しました。

 

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 各論は、⑨神経症性障害(不安症、強迫症、解離症、身体症状型)、⑩パーソナリティ障害と行動異常、⑪心的外傷及びストレス因関連障害、⑫統合失調症、⑬うつ病と双極性障害、⑭発達障害およびその他の児童期の精神疾患、⑮摂食障害、⑯認知症、⑰症状性を含む器質性精神障害、⑱睡眠ー覚醒障害、⑲てんかん、⑳精神作用物質使用に伴う精神および行動の障害となっております。
 
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                     (絶賛発売中)

2019年9月 1日 (日)

【精神科】 学生のための精神医学 第3版

 医歯薬出版から、2014年に出版された「学生のための精神医学第3版」です。3500円+税です。

 

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 6章から構成されています。①精神医学とは、②精神障害における症状、③精神科面接法と診断への過程、④精神障害各論、⑤精神科包括治療、⑥地域社会と精神医療・保健・福祉です。
 精神障害各論をみると、1 症状性を含む器質性精神障害、2 精神作用物質使用による精神および行動の障害、3統合失調症、4 気分(感情)障害、5 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害、6 生理的障害および身体要因に関連した行動症候群、7 成人のパーソナリティおよび行動の障害、8 児童・青年期の精神障害、9 高齢者と精神医学となっております。
 
 田舎弁護士的には、交通賠償でかかわることがある分野です。

2019年1月11日 (金)

【精神科】 好きになる精神医学

 講談社サイエンティフィクから出版された「好きになる精神医学 」です。この書籍は、昔、離婚事件を取り扱った際に、当事者の方がパニック障害等の病気を患っていたことから、勉強しておく必要があると思い購入したものです。

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 6章で構成されており、①脳のしくみとこころ、②こころの病気とその症状、③心理療法(精神療法)、④こころの病気の薬、⑤眠りを考える、⑥脳の状態を調べる方法です。

 大きなストレスにさらされる弁護士は、うつ病等のこころの病気に罹患している方が少なくないともききます。

 うつ病は、①憂鬱な気分、②これまで楽しかったことに興味や喜びを感じられないというのが基本的な精神症状であり、その他にも、③集中できない、④自分に対する無価値観や罪悪感等の症状のいくつかが出現し、しかも2週間以上続く場合にうつ病と診断されるようです。

2018年8月25日 (土)

【精神科】 知っておきたい精神医学の基礎知識 第2版

 日本弁護士連合会(東京)を会務活動で訪ねた際に、地下一階の本屋さんには立ち寄るようにしております。

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 精神医学の書籍を探していましたが、ありました。

 知っておきたい精神医学の基礎知識第2版 です。

 7章から構成されています。

 ① 精神医学を理解するための基礎知識

 ② 精神科診断学の基礎知識

 ③ 精神科症学の基礎知識

 ④ 精神疾患の基礎知識

 ⑤ 精神科治療の基礎知識

 ⑥ 精神科関連の法と制度の基礎知識

 ⑦ 臨床心理学と精神医学との接点

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 ④ 精神疾患の基礎知識としても、16にわかれています。

 統合失調症から始まり、妄想性障害、感情障害、器質性・症状性精神障害、てんかん、精神作用物質による精神障害、神経性障害・ストレス関連障害・身体表現性障害、性に関する精神障害、虚偽性障害、心身症、摂食障害、睡眠障害、パーソナリティ障害、乳幼児の精神疾患、児童・思春期の精神障害、老年期の精神障害で終わります。

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2018年8月17日 (金)

【精神科】 ナーシングマニュアル 精神障害・心身症看護マニュアル

 日野原重明先生総監修のナーシングマニュアル「精神障害・心身症看護マニュアル」 です。古本屋さんで購入しました。

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 精神障害と心身症で分かれています。

 精神障害目次では、〇精神障害者の特性と看護の支援、①精神障害者の看護に必要な基礎的知識、②診断過程における看護、③治療過程における看護、④精神障害者の看護過程、⑤主な症状に対する看護、⑥病棟内での管理的側面における看護者の役割、⑦社会復帰と看護です。

 心身症目次では、①心身症の基礎的知識、②ライフライクルと心身医学、③性の心身医学です。

 ある裁判例で引用されていましたので、気になって、古本屋で購入しました。

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