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歯科

【歯科】

2020年9月 6日 (日)

【歯科】口腔インプラント治療指針2020 

 医歯薬出版社から令和2年6月に出版された、日本口腔インプラント学会編の、口腔インプラント治療指針2020検査法・診断からリスクマネジメントまでです。 

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(松山城)
 口腔インプラント2016を活用して、学会が一丸となって医療安全と安心な医療の提供に努めてまいりましたが、残念なことに、2019年3月には、再度、国民生活センターから、あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか なくならない歯科インプラントにかかわる相談が報道発表されました。
 その中ではインプラント治療の有効性も評価されていますが、治療指針に沿っていない治療が行われていることから治療指針のさらなる周知が要望されました。
 このような状況下で、今回の改訂作業は、口腔インプラント治療とリスクマネジメントの内容を口腔インプラント治療指針に一本化して、現在の口腔インプラント治療の標準的な目安として再編成し、会員及び歯科関係者が一層利用しやすい内容の治療指針をめざしました。
 インプラントを巡る相談は、増えているよう思います。ただ、医療を巡る紛争は、専門訴訟の典型といえる案件であり、医学的な知見を得るためにそれ相応の費用(高額)と時間がかかります。最近は、年に1,2件、医療を巡る事案の依頼を受けていますが、とにかく、その都度、専門書が増えます(出費も大きいです)。
 数十万円をかけて予備調査を行っても、無責ではないかと思われる案件もあり、そうなった場合、相談者との間でトラブルになる可能性もありますので、特に、患者側で依頼を受ける弁護士は、インフォームドコンセントが大切でしょう。

2020年2月17日 (月)

【歯科】 歯科医師の説明義務違反が問われた事案 東京地裁平成31年3月14日判決

 判例時報No2428号で紹介された東京地裁平成31年3月14日判決です。 

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 歯科矯正についての事案です。つまり、歯科医師は、コルチコトミー(歯の周囲の頬側皮質骨、舌側皮質骨の両方又は一方に、両方の皮質骨を貫通しないよう切り込みを入れる外科的処置のテクニック)手術と、アンカーインプラント(顎間固定用インプラント)を併用した治療を受ける旨説明されたようです。
 裁判例の骨子は以下のとおりです。
① 医療法人(被告)の矯正歯科において歯科矯正治療を担当した歯科医師が、患者(原告)に対して歯列矯正治療期間が1年程度かかると説明したことが、医学的根拠に欠け説明義務違反にあたるといえないとされた事例
② 埋入期間2年半を経過したアンカーインプラント抜去手術中に骨結合したインプラントが破折し、その一部を骨組織内に残留させたことについて、前記担当歯科医師が抜去時期の判断の時期を誤った過誤があるとはいえないとされた事例
 →う~ん。
 裁判では、原告は、医師から、治療期間は絶対に1年半や2年になることは絶対ないという説明を受けたと主張しておりますが、裁判所は、治療期間は1年を目安にしていること、この期間は絶対ではないと説明したと説明したことを認めております。
 なお、原告は、治療期間の1年も医学的根拠はないと主張されていますが、裁判所も、医学的根拠があったのかは疑わしいが、過去の症例では1年程度とされていることから、説明が医学的根拠を全く欠くとまでは言えないと判断しております。
 治療費が約200万円近くなっております。
 高額の治療費については、後でうまくいかなければ揉めることが少なくありません。田舎弁護士も同様です。田舎弁護士の場合には、口頭による説明の他、報酬委任契約書、打合せメモ等、メール等でも説明をするようにしております。田舎弁護士は、ご依頼事件の安請け合いはしておりませんので、注意するようにしております。ただ、注意をしても、弁護士費用を巡って将来トラブルが生じそうな印象を強く受ける方の場合には、ご相談の段階でお断りさせていただいております。

2020年2月13日 (木)

【歯科】 安心して受けられるインプラントの最新治療

 農文社から出版された「安心して受けられるインプラントの最新治療」です。 

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(高松の商店街)
 6章で構成されています。①体と心を建て直す全人的インプラントの力、②骨を再生する造骨治療、③なぜトラブルになるインプラント治療、④インプラントの最新技術「ガイド手術」、⑤ここまで治る、全人的インプラント治療の実際例、⑥インプラントQ&Aです。
 インプラントといっても、様々なものがあることがわかります。
 インプラントを入れると一生のおつきあいになるでしょうから、できるだけ下調べをして、もっとも適切なインプラント治療を受けたいものです。

2020年2月11日 (火)

【歯科】進化したインプラント治療 オールオンフォー

 現代書林から出ている進化したインプラント治療オールオンフォーを購読しました。  

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(ヨシカミ・オムライス)
 オールオンフォーですが、執筆者によれば、「ほとんどの歯を失ってしまった方や総入れ歯で困っている方が、たった1日で自然で美しい歯を手に入れることができる画期的なインプラント治療です。」(P3)と紹介されています。
 「パノラマ・レントゲン写真で歯列全体を確認し、小さなデンタルエックス線写真で10枚ほど撮影して歯や骨の状態を詳しく観察します。」(P53)
  重要みたいです。
 
 「タバコはインプラント失敗のもと」(P125)
  煙草はいろんな意味で有害ですね。
 オールオンフォー以外の最新インプラント治療として、「インプラントの即時機能(イミディエイトファンクション)」(P138)、歯茎をきらないフラップレスガイド手術(P140)、上あごの骨を増やす上顎洞挙上術(P142)等が紹介されています。
 いろんな方法が開発されているんですね。
 天然歯を可能な限り残すのが一番ですが、かなり喪失してしまった場合には、インプラントも検討してもいいかもしれません。
 

2019年11月 1日 (金)

【歯科】 インプラント治療の説明書と同意書の作り方

 クインテッセンス出版から今年の2月に出た「インプラント治療の説明書と同意書の作り方」です。

 

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 ①適切なインフォームドコンセントとはどのようなものかから始まり、各段階別の②これだけは作成しておきたい説明書と同意書、③インプラント治療の保証制度と転医患者さんへの対応、④インプラント治療にかかわるさまざまな問題への対応Q&A からなっております。
 この書籍の秀逸なのは、弁護士と歯科医師との共同執筆ということです。姓が同じで、顔が似ているので、兄弟なのかなと思います。
 
 そういえは、田舎弁護士の弟も、眼科医だったわい。

2019年7月28日 (日)

【歯科】 初期の虫歯について歯を少し削る等の治療について、インフォームドコンセントが尽くされたと判断された事例

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 東京高裁平成31年1月16日判決で、判例タイムズNo1461で紹介されていました。

 原告の「左下6番の歯に初期の虫歯があるのを発見して、歯をわずかに削るなどの治療を行った。具体的には、エナメル質を深さ0.5mm、幅1mm、長さ7~8mm程削って、レジンを充填するという治療ですが」、この治療について、インフォームドコンセントがあったかどうかが問われた事案です。

 第1審は、歯に削る治療は身体に対する侵襲であり、自然再生はないこと、定期的にレジン交換の必要が生じることから、説明をしたうえで、同意を得る必要があると判断して、約30万円支払いを認めました。

 他方、第2審は、初期の虫歯に対するリスクの小さな治療であることから、リスクや予後の説明が不可欠であったとはいえないということで、原告の請求を棄却しました。

 弁護士も同じことがいえますが、インフォームドコンセントがいかに大切か、リスクの説明がいかに大切か知らさせる案件です。

 

2019年6月16日 (日)

【歯科】 インプラントの迷信と真実 クインテッセンス出版

 クインテッセンス出版から、今年の6月10日に出たばっかりの「あなたの信じている論文に根拠はあるのか? インプラントの迷信と真実 診査・診断~インプラント周囲炎治療まで」を、東京の丸善で購入しました。

 歯科関係の書籍は、昨年から、多分、30万円位使っています。また、昨年は、日本損害保険協会の医療セミナーで東京医科歯科大学の先生のセミナーを受講しました。これも受講料や交通費を考えるとかなりの金額になります。

 勉強って楽しいですね😃

 ただ、歯って、すごくわかりやすいですよね。外から見えますので。。。

 将来のために勉強しております。

 今回の書籍は、診査・診断に関する迷信、治療計画に関する迷信、外科および周術期管理に関する迷信、補綴処置に関する迷信、メインテナンス・経過観察に関する迷信、インプラント周囲炎に関する迷信が、解説レビューされています。

 執筆者は、長崎大学歯学部教授等ですので、安心して読めます。

 

2019年6月13日 (木)

【歯科】 やってはいけない歯科治療

 「やってはいけない歯科治療」を購入しました。

 アマゾンには、次のとおり紹介されています。

 これまで知らなかったことが漏れ沢山記載されています。 

 歯科業界が隠してきたタブーをすべて書く!

 日本人の歯をダメにした正体は、歯科治療だった――

・虫歯を再発させる“手抜き”の「銀歯」の存在
・歯を削り、抜くことを当然と考える歯医者たち
・歯周病治療を受けているのに歯を失ってしまうワケ
・危ないインプラント手術の現場に潜入
・「感染予防」実施率5割!歯医者の危険な実態

歯を失う連鎖は、「銀歯」から始まっていた――健全な歯まで削り込んで、手抜き銀歯を被せ、歯周病を放置。さらには、歯を抜いてインプラント。「患者の歯を守る」よりも「歯医者の都合」を優先した治療が横行している!

では、いい歯医者と悪徳歯医者をどう見分けるのか? 患者はどうすれば自分の歯を守れるのか? 100人以上の歯医者、歯科衛生士、歯科技工士に取材を重ねた著者がレポートする。

【編集担当からのおすすめ情報】
「なぜ、どんどん歯を削られるのか」「本当にこんなに高額な治療費を払わないといけないのか」「予防歯科で、本当に歯を守れるのか」――患者がそうした疑問を抱いても、一人で正しい答えにたどり着くのは簡単ではありません。

2016年、『週刊ポスト』で「やってはいけない歯科治療」シリーズを連載し、大反響を呼んだ著者は、徹底した“患者目線”で歯科業界の内情を取材し、これまで歯医者たちが決して語ることがなかった本音を聞き出しています。それを知った上で、患者はどうやって自分の歯を守ればいいのか――“歯科業界に最も恐れられるジャーナリスト”とも呼ばれる著者が、2年近くにわたって取材した集大成が本書です

 

 書籍の内容についてはいろんな意見があるかと思いますが、内容自体は田舎弁護士にはわかりやすく読めました。

2019年6月 6日 (木)

【歯科】 日本人のための最新ALL-ON-4マニュアル

 日本人のための最新All-ON-4マニュアル」(2011年)(医歯薬出版株式会社)を購入しました。

 All-ON-4関係の書籍ですが、アマゾン等で検索しても余りヒットしません。

 All-ON-4ですが、「無歯顎のケースでCTやパノラマレントゲン上で臼歯部にインプラントを埋入できる十分な骨量がなく、従来の方法であると骨移植が必要となる場合でも上顎なら上顎洞-上顎洞間、下顎ならオトガイ孔-オトガイ孔間の比較的骨量の豊富な部位にインプラントを後方部には傾斜埋入、前方部に通常埋入を行い4本のインプラントで咬合を作り上げ、手術当日にプロビショナル(仮歯)を装着する治療方法」とされています。 

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 ポルトガルのパウロ=マロ(Dr.Paulo Malo)が開発し提唱しているインプラント治療法ですが、ネットで検索すると、All-ON-4を行うことができる歯科医院のホームページがものすごくヒットします。
 但し、無歯顎が大前提になるので、顎の歯を全て抜歯する必要があります。
 
 本書は、All-ON-4を強く推進する複数の歯科医師によって執筆されています。
 
 第1編 All-ON-4の基本コンセプトと術前診断、第2編 All-ON-4の治療術式、第3編 All-ON-4の上部構造・メインテナンス・トラブルシューティングから構成されています。
 
 P31には、歯科医師にとっては収益性が高いと記載されております。
 この最新の術式については、ネットで検索すると批判的な記事もみられます。
 学会で診療基準等を明示していただけると安心して利用できるかもしれませんね。

2019年1月10日 (木)

【歯科】 よくわかる口腔インプラント学 医歯薬出版

 医歯薬出版から発行されたよくわかる口腔インプラント学第2版 を購入しました。

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 最新版は第3版ですが、裁判との関係で、第3版ではなくて、第2版を中古屋さんから購入しました。

 口腔インプラントの序説から始まり、基礎科学、診断と治療、外科手術・補綴術式、リコールとメンテナンス等の解説がされています。

 購入した歯科の書籍代だけで、20万円を超えてしまいました。また、大阪で開催された医療セミナー(歯科医療の基礎知識)も受講したので、30万円位費用がかかっております💦

 医療訴訟にせよ、建築訴訟にせよ、専門訴訟は勉強のための書籍代が大きくなりますね💦 

 その分、弁護士費用や実費も負担が大きなものになりがちです。

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