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歯科

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2020年7月23日 (木)

【眼科】 レーシック手術

 レーシック手術とは、エキシマレーザーを用いた屈折矯正手術の1つであり、角膜実質層を含む角膜表面近くを薄く切って蓋状のフラップを作成し、フラップをあけて、角膜実質にエキシマレーザーを照射して、角膜の形状を変化させることで、屈折を矯正し、網膜に焦点が合うように調整する手術です。

 角膜上皮のみをフラップとする手術をレーゼック手術といいます。レーゼック手術は、角膜が薄いためにレーシックを施術できない患者に行うとされています。

 

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(今治・笠松山登山入り口)
 東京地裁平成31年3月28日判決の事案の概要です。
 近視矯正等を目的として、レーシック手術又はレーゼック手術を受けた患者らが、それぞれ受けた施術によって、コントラスト感度が低下したことについて、当時の屈折矯正手術ガイドラインを検討し、屈折矯正量を超える不適切なものであったとはいえず、適切なインフォームドコンセントがなかったとか、術後に発生する合併症等についての適切な術前説明がなかったともいえないとして、施術にあたった医師らの責任が否定された事例。
 レーシック手術についての医師の説明義務違反を巡る裁判例は、医師の説明義務違反を認めたものとして大阪地裁平成21年2月9日判決、否定されたものとして、東京地裁平成19年2月16日判決、東京地裁平成30年2月15日判決があるようです。
 
 レーシックは、訴訟にまで発展する事例が散見されるようです。
 
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(今治・笠松山)

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