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歯科

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2020年7月18日 (土)

【産婦人科】 産婦人科医師が血糖値測定義務に違反したことと生後3日の新生児が低血糖から胃出血・出血性ショックを起こし低酸素性虚血性脳症を発症した脳性麻痺に至ったこととの間に因果関係が認められた事例 大阪高判平成31年4月12日

 判例時報No2443号で紹介された大阪高判平成31年4月12日です。

 本判決は、産婦人科医師が血糖値測定義務に違反したことと、生後3日の新生児が低血糖から胃出血・出血性ショックを起こし低酸素性虚血性脳症を発症し脳性麻痺に至ったこととの間に因果関係が認められたケースです。☔

 医師が血糖値の測定をしなかったという不作為(原因)と新生児の脳性麻痺(結果)との間の因果関係が争点となりました。🎤

 不作為と結果との因果関係の判断は、「仮に作為義務に従った治療がなされていれば」という仮定的な判断であり、実際には生じなかった事実経過を推定するものであって、判断の対象が評価的、観念的、価値的にならざるをえず、その判断に困難を伴うことが多いとされています。

 本判決は、そうした中で、低血糖 → 胃出血 → 出血性ショック → 低酸素性虚血性脳症 → 脳性麻痺 という事実的因果関係を肯定し、医師の不作為である血糖値測定義務違反との間の因果関係を認めたものです。🚙

 田舎弁護士は、けっして、医療過誤事案を得意として取り扱っているものではありません。ただ、過去にいくつかご依頼を受けて対応させていただいたこともありますので、いつも勉強しております。病院の顧問先も複数締結しておりますので、基本的なことは広く知っておく必要があります。🏥

 

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