2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

歯科

« 2020年3月 | トップページ | 2020年6月 »

2020年5月

2020年5月 6日 (水)

【消化器科】 ERCP等施術をめぐっての医療訴訟

 判例時報No2435号で紹介された広島地裁平成29年9月15日判決です。 

Kimg2986
(笠松山)
 ERCPとは、内視鏡を十二指腸下行脚まで進め、大十二指腸乳頭からカテーテルを挿入して逆行性に胆道を直接造営する方法である。胃切除を施行された症例では、再建の術式によっては内視鏡による胆道造影が困難な場合がある。
 EPBDは、十二指腸内視鏡のチャンネルを通じて大十二指腸乳頭に挿入したバルーンカテーテルを膨らませることにより乳頭を拡張し、バスケット鉗子などを用いて胆石を除去する方法である。
 広島地裁のケースは、胃がん等の手術を受けたことがある患者が、転院先の病院で、内視鏡的逆行性胆膵管造影(ERCP)及び内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD)の処置を受けた後、入院中に痰詰まりにより一時心肺停止になり低酸素性脳症に陥り、3年余り後に敗血症で死亡したことについて、前記病院の担当医師らに施術適応性判断の過誤、手技及び救命措置の不手際、施術に関する説明義務違反などの過失がないとされた事例です。
 ERCP施術については、医療訴訟も少なくないようです。

« 2020年3月 | トップページ | 2020年6月 »

最近のコメント

法律書