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歯科

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2019年7月28日 (日)

【歯科】 初期の虫歯について歯を少し削る等の治療について、インフォームドコンセントが尽くされたと判断された事例

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 東京高裁平成31年1月16日判決で、判例タイムズNo1461で紹介されていました。

 原告の「左下6番の歯に初期の虫歯があるのを発見して、歯をわずかに削るなどの治療を行った。具体的には、エナメル質を深さ0.5mm、幅1mm、長さ7~8mm程削って、レジンを充填するという治療ですが」、この治療について、インフォームドコンセントがあったかどうかが問われた事案です。

 第1審は、歯に削る治療は身体に対する侵襲であり、自然再生はないこと、定期的にレジン交換の必要が生じることから、説明をしたうえで、同意を得る必要があると判断して、約30万円支払いを認めました。

 他方、第2審は、初期の虫歯に対するリスクの小さな治療であることから、リスクや予後の説明が不可欠であったとはいえないということで、原告の請求を棄却しました。

 弁護士も同じことがいえますが、インフォームドコンセントがいかに大切か、リスクの説明がいかに大切か知らさせる案件です。

 

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