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歯科

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2018年5月18日 (金)

【整形外科】 肩関節~腱板断裂を中心に 東邦大学医学部整形外科講座・池上博泰教授

 損害賠償額算定基準(平成30年)の講演録で、「肩関節~腱板断裂を中心に」というテーマの講演が収録されていました。

 腱板断裂は、交通事故賠償の分野でも時折散見される傷病名です。

 講演録に沿って、田舎弁護士がピックアップしてみます。

2 肩関節の解剖

 肩関節は、日本酒のおちょこの上に野球のボールが乗っているような状態で、非常に不安定。この不安定さを解消するために肩関節では筋肉が非常に重要となる。筋肉と骨を繋いでいるのが腱、骨と骨を繋いでいるのが靭帯。肩関節の構造は股関節とはよく似ているが違うこと。

 肩関節を構成している骨は、上腕骨、肩甲骨、鎖骨。肩関節というのは、狭義には肩甲上腕関節(肩甲骨と上腕の関節)のことで、その周りには、胸鎖関節、肩鎖関節等がある。

 肩関節の役割は、手を使いたい場所に持っていくこと。

 股関節と肩関節の違いで重要なことは、肩甲骨は、股関節の骨盤と違って動くといういうこと

 肩甲骨の前方にある肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、この4つが腱板

 肩の構造は、前側に、三角筋、大胸筋、上腕二頭筋がある。

 肩甲下筋は、肩甲骨の前側についているから、収縮すると肩関節を内旋する筋肉となる。局jょう筋は、手を上に上げる際に上腕骨頭を肩甲骨に引き付ける作用をする筋肉となる。肩甲骨の後方にある棘上筋は収縮すると肩関節を外旋する筋肉となる。小円筋も棘下筋と同様の働きをする

 手を上げる際には、腱板、特に棘上筋腱は肩峰と上腕骨頭の間にあるので、いつも両者にはさまれており、棘上筋腱は一番切れやすい腱板。

 腱板とは、上腕骨の骨頭を包む各々の役割を持つ4つの筋腱の総称です。前側の肩甲下筋は比較的大きいです。これは内旋という動きに関係します。次は棘上筋で手を上げる際にはいつも肩峰と骨頭の間ではさまれています。それから棘下筋で大きな筋肉で外旋という動きに関係します。そして小円筋でこれも外旋という動きに関係します。これらは、肩甲骨から始まって、上腕骨の骨頭について、上腕骨頭を肩甲骨側に引き付けて、肩関節の安定化に貢献しています。

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 続く。。。。

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