【相続】

2018年5月 5日 (土)

【相続】 家庭裁判所における遺産分割・遺留分の実務 第3版

 日本加除出版から平成29年3月に出版された「家庭裁判所における遺産分割・遺留分の実務 」です。

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 片岡武裁判官が編著の非常に実務的な書籍です。相続法も改正が予定されており、従来の知識では対応しずらくなっております。勉強しなくちゃ💦

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2018年4月29日 (日)

【相続】 相続財産管理人、不在者財産管理人に関する実務

 日本加除出版から、平成30年3月に、「相続財産管理人、不在者財産管理人に関する実務 」という書籍が出版されています。著者は、岡山の司法書士の先生です。

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 司法書士の先生が執筆される書籍は、書式も充実していることが多くて、実務上参考になることが多いです。また、執筆者をみると、都会ではなくて、地方の先生が頑張って執筆されることが少なくないです。田舎弁護士も見習いたいと思います。

 最近、相続財産管理人の依頼が減少しているために、勉強の契機が少なくなっておりますが、頑張りたいと思います。一時期、常時、4、5件を同時に扱っていた時期がありましたが、今は、後見も含めて、大幅減少傾向です💦

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2017年11月25日 (土)

【相続】 相続開始後の遺産預貯金の払戻しに関する3つの問題点の考察

 判例タイムズNo1441号で紹介された大阪高裁判事の植田論文です。

 最大決平成28年12月19日の影響について論じられています。

 まずは、払い戻された預貯金債権の価値代替物(代償財産)の遺産性、次に、相続開始後に遺産である預貯金が払い戻された場合の具体的相続分の計算方法、そして、最後は、他の相続人が、相続開始後に遺産である預貯金を払い戻した相続人に対して損害賠償請求又は不当利得返還請求をする場合の損害額又は損失額 です。

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 平成28年大法廷決定の余波は、まだまだ議論中なので、裁判例の集積をまつしかありませんが、実務家の方からこのような論文がでるということは、羅針盤のごとく示唆があるので助かります。


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2017年11月15日 (水)

【相続】 相続人不存在・不在者財産管理の手引

 新日本法規から、平成29年10月に出版された、「Q&A 相続人不存在財産管理の手引き 」が出ました。

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 購入してからはっと気づいたのですが、現在、相続財産管理人業務が0件になっているな、少し前まで5,6件抱えていたのに、もの凄く減少したなあとしみじみ購入したことを反省しております。0件になると、弁護士もスタッフもせっかくのノウハウを失うことになるんですよねcoldsweats02

 そういえば、後見業務も、打診が、裁判所から弁護士会にて手配されるようになってからは、ほとんど依頼がなくなったように思います。現時点では、3件にすぎません。 

 せっかく購入しても、書籍が利用できないのであれば、また経理にしかられるcrying

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2017年2月26日 (日)

【相続】 配偶者及び当該配偶者との間の子を残して死亡した被相続人に係る遺産分割後に認知された子は、当該配偶者に対し、民法910条に基づき価額請求をすることができないとされた事例 東京地裁平成28年10月28日

 金融法務事情No2059号で紹介された東京地裁平成28年10月28日付判決です。

 事案の骨子は以下のとおりです。

 X1及びX2は、被相続人Aから死後認知(強制認知)された子らであるところ、死後認知に先立ち、被相続人Aの配偶者であるYが、AとYとの間の子であるBとともに、遺産をYが全て取得する旨の分割協議を行ったので、Yに対し、民法910条に基づき、価額請求(予備的に不当利得返還請求)をしたという事案です。

 全て遺産を取得した「Y」に対して価額請求するというのは、自然なような気がしますが、そうではないようです。

 解説には以下の通りコメントされています。

 被相続人の法定相続人が配偶者だけであった場合には、当該配偶者の法定相続分が変わるので、当該配偶者に対して民法910条に基づく価額請求をすることができる。

 被相続人の法定相続人が、配偶者と、直系尊属または兄弟姉妹であった場合には、被認知者(子)の出現により直系尊属または兄弟姉妹は法定相続人ではなかったことになるので、直系尊属または兄弟姉妹に対しては、民法910条に基づく価額請求ではなく相続回復請求(民法884条)をすることができる。この場合、当該配偶者の法定相続分が変わるので、当該配偶者に対して民法910いょうに基づく価額請求をすることはできる。

 本件のように、被相続人に、配偶者と子がいた場合はどうか?

 甲説は、被相続人の子の法定相続分が変わるので、同人に対して、民法910条に基づく価額請求をすることができるが、被相続人の配偶者は別系統の相続人で法的相続分に影響がないので、民法910条に基づく価額請求の対象とはならないとする見解

 乙説、この場合も、配偶者が子とともに民法910条に基づく価額請求の対象となる見解

 この度の裁判例は、甲説を採用したものです。

 子を被告とすべきだったようです。。。。

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2017年1月31日 (火)

【相続】 実務相続関係訴訟(日本加除出版)

 日本加除出版から、平成28年5月31日、実務相続関係訴訟 が出版されました。

 7章で構成されています。

 ① 遺産分割と相続関係訴訟概説

 ② 相続の範囲に係る訴訟

 ③ 遺産の範囲に係る訴訟

 ④ 遺言に係る訴訟

 ⑤ 遺産分割協議に係る訴訟

 ⑥ 遺留分減殺請求に係る訴訟

 ⑦ 遺産分割に関係するその他の訴訟

 遺産分割それ自体ではなく、前提問題や周辺事情も紛争が生じることがあり、本書はそういった場合に役立ちそうです。

 

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2017年1月18日 (水)

【相続】 受任につながる相続相談の技法(学陽書房)

 学陽書房から、平成27年9月10日に、出版された「受任につながる相続相談の技法 」という書籍です。

 7章から構成されています。

 ① 法律相談の大前提となる8つの勘所

 ② 法律相談・受付の技法

 ③ 遺産分割相談の技法

 ④ 請求する側からの遺留分減殺請求相談の技法

 ⑤ 請求された側からの遺留分減殺請求相談の技法

 ⑥ 遺言書作成相談・相続対策の相談の技法

 ⑦ 相談者に「無理です」という場合の技法

 著者の高橋恭二弁護士は、「相続の法律相談を年間約300件行います。また、相続事件を月に10件程度、多い月では20件以上受任します」と、すごい量です。愛知県弁護士会なので、都会だと思いますが、都会は都会で弁護士の数も多いので、恐ろしい程の相談及び受任件数です。

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2017年1月 6日 (金)

【相続】【離婚】 弁護士のための家事事件税務の基本

 学陽書房から、平成28年10月25日に「弁護士のための家事事件税務の基本」が出版されました。

 2編にわかれます。

 1編は、基礎編として、①家事事件における税法の重要性、②各種税目の概要と税率、2編は、実務編として、①相続における課税関係、②離婚における課税関係、③税理士との連携方法 です。

 最後は資料です。

 弁護士って、税務はあまり考えずにやってしまいますが、弁護過誤になりかねないので、注意が必要です。

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                (松山大学)

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2016年10月13日 (木)

【相続】 特別受益

 家庭の法と裁判No7号で紹介された片岡武東京家裁判事による論文です。

 論点としては、

 ① 特別受益者の範囲

    →相続人の配偶者・子らに対する贈与をどう考えるか?

 ② 土地の無償使用が特別受益になるか

 ③ 建物の無償使用が特別受益になるか

 ④ 黙示の持ち戻し免除の意思表示を認定するためのポイント

などが、興味を引きました。

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2016年10月10日 (月)

【相続】 被相続人が経営する簡易郵便局の事業に従事したことを理由とする寄与分の申し立てを却下した事案 札幌高裁平成27年7月28日決定

 家庭の法と裁判No7号で紹介された札幌高裁平成27年7月28日決定です。

 事案は、簡易郵便局を開設し経営していた被相続人についての遺産分割事件において、相続人の1人であるBがいわゆる家業従事型の寄与を主張し、寄与分を定める処分の申し立てをしたというものです。

 第1審は、Bが、被相続人の指示で勤務先を退職し、平成元年から被相続人経営の簡易郵便局で勤務を始め、平成11年頃からは、どう郵便局の事業を事実上取り仕切る立場にあったと認定し、B夫婦が被相続人から受領していた給与額、Bが被相続人の郵便局の事業に関与していた期間等を考慮すると、Bが被相続人の財産維持に特別の寄与をしたとして、Bの寄与分を遺産総額の3割相当額の3100万円と定め、具体的持ち分を算定したうえ、遺産を分割するとの審判をしました。

 ところが、札幌高裁は、寄与分の申立てを却下しました。

 高裁は、被相続人が平成18年まで簡易郵便局の業務主体であり、B夫婦が得ていた収入が低額とはいえないなどと認定し、B夫婦が被相続人と同居し、被相続人が食費等を支出していたことも考慮すると、Bが相応の給与を得ていたのであり、被相続人の郵便局の事業へのBの従事について、被相続人の財産の維持又は増加に特別の寄与をしたとは認められないとして、第1審を取り消しました。

 第1審と第2審とで大きく結論が異なります。

 怖いですね。。。。

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