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2019年4月25日 (木)

【相続】 共同相続人間においてされた無償による相続分の譲渡と民法903条1項に規定する「贈与」

 「家庭の法と裁判」No19号で紹介された最高裁平成30年10月19日判決です。

  

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 判決要旨は次のとおりです。共同相続人間においてされた無償による相続分の譲渡は、譲渡に係る相続分に含まれる積極財産及び消極財産の価額等を考慮して算定した当該相続分に財産的価値があるとはいえない場合を除き、上記譲受をした者の相続において、民法903条1項に規定する「贈与」に当たる。
 
 従前、相続分の譲渡については特別受益に該当するかについては余り意識されておらず、裁判例もわかれていたようですが、今回の最高裁判決により、特別受益に該当することになったことから、今後は相続分譲渡事案については特別受益の主張が多くなることが予想されます。
 ただ、持ち戻すべき譲渡された相続分の価額をどう計算するかについては難しいところでしょう。

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