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2019年4月18日 (木)

【生活費】 夫の年収が約1億5300万円の場合の妻の生活費はいくらになるの!?

 「家庭の法と裁判」No19号で紹介された東京高裁平成29年12月15日決定です。

  夫の収入は年1億5300万円、妻は無収入という事案で、未成年の子どもはいないというケースです。

  第1審は、月額120万円~125万円と定めました。第2審は、月額75万円と定めました。

  判示事項を紹介します。

 妻である相手方が別居中の夫である抗告人に対し婚姻費用分担金の支払いを求めた事案において、一般に、婚姻費用分担金の額は、いわゆる標準算定方式を基本として定めるのが相当であるが、

 本件の義務者である抗告人の年収は標準算定方式の上限をはるかに上回っており、標準算定方式を応用する手法によって婚姻費用分担金の額を算定することは困難であるとして、

 抗告人と相手方の同居時の生活水準、生活費支出状況等及び別居開始後の相手方の生活水準、生活費支出状況等を中心とする本件に現れた諸般の事情を踏まえ、家計が2つになることにより双方の生活費の支出に重複的な支出が生ずること、婚姻費用分担金は従前の贅沢な生活をそのまま保障しようとするものではないこと等を考慮して、婚姻費用分担金の額を算定しました。

 ♍ う~ん 田舎弁護士は、生活費の調停や審判で、標準算定方式の上限を上回っている事案をみたことがまだありません。なお、夫は、外資系証券会社から転職し現在ある会社の支店長をされているということです。田舎弁護士などとは、桁が1桁違いますね😖

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