« 2018年7月 | トップページ

2018年8月

2018年8月10日 (金)

【離婚】 婚姻費用・養育費の算定!?

 平成30年4月に、新日本法規から出版された「婚姻費用・養育費の算定ー裁判官の視点にみる算定の実務 」という書籍を購入しました。

 Kimg4019

                (おんまく・太鼓)

 婚姻費用や養育費は、度々問題となり、田舎弁護士にとっても、相談の多い分野の1つです。

 7章で構成されています。

 ① 婚姻費用・養育費分担義務

 ② 婚姻費用・養育費分担額の算定

 ③ 標準的算定方式による婚姻費用・養育費算定

 ④ 標準的算定方式による算定の修正要素

 ⑤ 夫婦間の子以外の被扶養者の存在

 ⑥ 婚姻費用・養育費の額の変更

 ⑦ 審判の主文・調停条項

 質問と解説というパターンなので読みやすいと思います。

 Kimg4131_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 8日 (水)

【成年後見】 成年後見人である司法書士が横領した事案!?

 判例時報No2371号で紹介された東京高裁平成29年4月27日判決です。

 Kimg4021
 裁判所が選任した司法書士が後見人になったのですが、なんと約6750万円を横領したことから、本人の相続人が国家賠償法1条1項に基づいて、国に損害賠償請求をしたという事案です。

 第1審も第2審も同じような枠組みで判断しております。

 第1審は、成年後見人の選任及び後見監督のいずれについても、国家賠償法上の損害賠償責任が肯定されるためには、当該裁判官が違法又は不当な目的をもって裁判をしたことなど、裁判官がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したものと認め得るような特別の事情があることが必要であると判示した上で、

 本事案においてはそのような事情が認められないとして棄却し、第2審もまた、成年後見人の選任及び後見監督のいずれについても、その法的性質について検討した上で、前記の判断枠組みが妥当すると判示して、原告の控訴を棄却しております。

 う~ん  本人やその親族の立場に立てば、納得なんてできないですね~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 6日 (月)

【離婚】  いわゆる不倫のご相談が何故か増えております。

 最近、不貞行為のご相談が他の事案と比較するとものすごく増えております。

 Kimg4087
 しかも、なぜか、田舎弁護士へのご相談は、請求を受ける方がほとんどです。紹介者のある方も少なくありませんが、ネットで、不倫に強いとか出ていたとか💦という方もおられます。

 田舎弁護士は、不倫に強い弁護士なんて広告を出した覚えはないのですが。。。

 それはさておき、最新号の「家庭の法と裁判」15号が送られてきました。

 その中に、「研究」として、「不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析」の最終回が紹介されていました。

 不貞行為の相手方のみを被告とする事例の全体像をみると、認容事例の請求額の平均は約447万円であり、認容額の平均は152万円であり、認容率は約34%となっております。

 122例を調査しておりますが、個別にみると、50万円から300万円をひらきがあります。

 不貞行為は1回で破綻していない事案でも、100万円はみとめられています。

 配偶者と不貞行為の相手方を被告にした場合の平均認容額は、183万円と、152万円よりも、約30万円UPします。

 なお、判決の場合には、これに10%程度の弁護士費用が加算されることに注意を要します。

 Kimg4089
 不倫に強いcoldsweats02弁護士になれるよう勉強します💦

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 1日 (水)

【相続】 法定相続分の譲受

 判例時報No2370号で紹介された東京高裁平成29年7月6日判決です。

 Kimg3895

 父の相続にあたり子が母から法定相続分を譲り受けた場合、母の相続開始による遺産分割において、右相続分の譲受は、特別受益にあたるとされた事例。。。

 裁判例には、両説あるようですが、父Aの遺産総額が多額であって、母Bの相続分の譲渡が相当高額になるのであれば、相続分の譲渡の財産的価値を否定することができず、それが無償でされたとの事情では、特別受益に当たると判断されたようです💦

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年7月 | トップページ