« 【離婚】 養育費 | トップページ | 【離婚】 何年別居すれば、離婚できるの!? モラハラ事案 »

2018年6月10日 (日)

【面会交流】 子どもとの面会交流。。。

 判例時報No2365号で紹介された東京高裁平成29年11月24日判決です。

Kimg3341
 判決要旨は以下のとおりです。

 別居前と同様に親子の交流を継続することは子の健全な成長に資するものとして意義がある反面、

 別居に至った経緯等から子の福祉に反する場合があることからすると、その実施がかえって子の福祉を害することがないよう、事案における諸般の事情に応じて面会交流を否定したり実施要領の策定に必要な配慮をしたりするのが相当であり、

 いわゆる原則実施論を論難する抗告人の主張は前記考え方と矛盾するものではないとして、面会交流、第三者立会い等につき、原審判の内容を一部変更した事例

 Kimg3336
 解説によれば、従来の家裁の実務は面会交流の許否等につきいわゆる比較基準論に従って双方の諸事情を丁寧に審理判断していたが、

 平成20年前後頃からいわゆる原則実施論が台頭し始め、最近ではほぼ全国的に家裁実務に行き渡っていたのであるが、

 近時その弊害が指摘されるようになったこともあって、最近ようやく家裁実務でも見直しが検討されるようになったと説明されています。

 田舎弁護士の個人的な見解としては、非監護親との面会交流は重要だと考えており、監護親の代理人になった場合でもその方向での検討を促すことが少なくありません。

 ただ、他方で、非監護親のこれまでの対応のまずさなどにより、面会交流を実施することが好ましくないような場合もありますので、悩むところです。

|

« 【離婚】 養育費 | トップページ | 【離婚】 何年別居すれば、離婚できるの!? モラハラ事案 »

【子ども】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122347/66815882

この記事へのトラックバック一覧です: 【面会交流】 子どもとの面会交流。。。:

« 【離婚】 養育費 | トップページ | 【離婚】 何年別居すれば、離婚できるの!? モラハラ事案 »