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2018年5月17日 (木)

【子ども】 離婚した父母のうち子の親権者と定められた父が法律上監護権を有しない母に対し親権に基づく妨害排除請求として子の引渡しを求めることが権利濫用に当たるとされた事例 

 判例タイムズNo1446号で紹介された最高裁平成29年12月5日決定です。

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 最高裁は、

 離婚後の父母のうち親権者と定められた一方が、民事訴訟の手続により、法律上監護権を有しない他方に対し、親権に基づく妨害排除請求として子の引渡しを求めることができると解されるとしつつ、

 決定要旨のとおり、判示の事情の下においては、XがYに対し親権に基づく妨害排除請求としてAの引渡を求めることは権利の濫用に当たる旨を判示し、本件申立てを却下した原審の判断は結論において是認できるとして、

 本件抗告を棄却しました。

 事案は、子が7才であり、母は、父と別居してから4年以上、単独で子の監護に当たっていたというケースなので、結論的には妥当なような印象を受けました。

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